51話 ページ4
宏太side
ったく。めんどくさい事になった。
何でよりによって休憩時間にこんな…
光「とりあえず、3手に別れるか。その方が見つかりやすいだろうし。」
そういう光の意見を聞いて3手に別れたはいいものの…何か早速見つけたよ!
生徒会室になんでこの人が。
さすがに居ないだろうと思っていたのに…汗
「あのぉ…?すいません汗」
『はい?』
後ろから声をかけるとびくっとしたけどすぐ振り向いた。
「あの、えっと…ここ、立ち入り禁止なんですけど…てか、高校に勝手に入ってきちゃダメでしょ。」
俺がそう言うと相手は少し、びっくりした顔をした。
『ごめんなさい、ちょっと懐かしくて笑笑』
そうふわっと笑う彼女はどこか懐かしい顔だった。
そして高校最後の冬の一時を同じ生徒会メンバーとして過ごした彼女にすごく似ていた。
「あの、どうして生徒会室なんかに?」
俺がそう聞くと少し、困ったように笑う
『少し、懐かしくてね笑笑思い出に浸りに来たの笑笑』
そう言って笑う彼女。
ここのOBだったのか?そう言えば日本語ペラペラだしな。
そう思いながら一緒に廊下を歩く。
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作者名:さくら | 作成日時:2017年11月6日 17時