71話 ページ24
涼介side
ライブ当日
『…はぁ…はぁ…結構きついね…』
ステージ裏にはけてきたA。
ライブもあとは最後のアンコール曲のみ。
3人の新曲で、俺らはステージの上で手を振ってるだけ。
せ「雲間からこぼれおちる白い光が夜に忍び込む♪」
ミシッ
ひ「不思議だね、見たことないはずなのになぜ懐かしい」
『遥か、昔に、あなたが抱きしめてくれた。そんな記憶が胸の中微かにあるわ♪』
ピキっミシッギシッ
不快な音が響いてきた。
『ーーーーしているみた…涼介君っ！！みんな！危なっ！』
歌ってる最中のAの声。
危ない？
不意に突き飛ばされる感覚
そしてそのあと、ガッシャーン、パリんっ
そんな音が響いてきた。
俺と同様、知念や大ちゃんも押された状態でステージの上に尻餅していた。
ファンの悲鳴が聴こえてくる。
その声にはっとした。
俺らの居た所にはステージ崩壊していた。
大「おい！3人とも！しっかりしろ！」
3人？
大ちゃんの声に嫌な予感がしてそっちへいくと
涼「嘘…」
３人共、大怪我で意識不明だっあ。
それよりも驚いたのは大ちゃんがAを
大「おい！しっかり！めを開けて！葛城！おい！」差
そう言ってた事だった…
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作者名：さくら | 作成日時：2017年11月6日 17時
