63話 ページ16
涼介side
屋上から出たあと、手を見てみる
何でか分からないけど…懐かしいと感じてる俺がいる。
俺、あの子に昔、会ったことがある??
もしくはAと似ててAと同じ名前で芸能活動をしてる彼女に俺はAを重ねてるのかも。
この場合、恐らく後者だろうな…
「6年…か…」
そう…6年…
6年も前にAは亡くなってるんだ…
何をいまさら……俺、やっぱAが居なくなったことに耐えられてないんだ…
受けて止められてすら居ない…
こんな俺を見たらきっとAは笑うんだろうな…
そう想いながら楽屋へと戻っていく。
麻「…あ、涼介、丁度いい所に。」
「へ?」
麻「…今から全員でロケに行ってもらうわ。北海道に。ついでにそこで行われるMasqueradeのコンサートにMy Girlが飛び入り参加」
マネージャーの話を聞きながら他のメンバーを見る
侑「北海道か。さむそう…」
ひ「コンサート、クリスマスだしね。そこでAさんの追加発表かー。」
『北海道…大丈夫かな…?』
大「緊張してる?大丈夫だよ笑笑」
それぞれの会話をしてる。
麻「夜には向かいに行くから準備しといて」
そう言って楽屋から車で移動することに。
皆を家まで届けると麻野さんは車で去っていった
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作者名:さくら | 作成日時:2017年11月6日 17時