かみしげに幸せになってもらいたい (ページ1)

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いつまでも恋人でページ1

　
(緑side)
　
　

　
「おつかれー」
「おつかれさん」
「今日も疲れたなー」
　
　

午前中から続いたグループでの仕事が終わったのは22:00を過ぎてから。
　
グループでの仕事は楽しくて大好きだが、たくさん笑う分疲れるのも事実。
　
　
メンバーもカメラがなくなればだいぶ疲れた表情をしており、頑張った自分達を労わりながら足早に帰路に着くために準備をしている。

今日の仕事は全員これでおしまいだったはず、
…うち来るかな？

とスケジュールアプリを頭に思い浮かべ、以前であれば必ずどちらかの家に帰宅して甘い時間を過ごしていたであろう恋人兼相方のことを考えていたのだが、

「神ちゃんおつかれ！また明日な！ゲームばっかして夜ふかししたらあかんで！」

「大丈夫やって！おつかれー」

なんて、おかんのような小言を言いながら帰っていってしまった。

まぁ明日も早いからな、しゃーないよな。
なんて割り切って考えようとするものの、どうしても心にぽっかりと穴が空いたような気持ちになるのだ。
　
　
　
　
　
……寂しい。かもしれない。
　
　
　
　