ぶっ壊れてる ページ5
ギャーギャー
御国「君は行かないの?」
『私は二番目だからねぇ、真昼に呼ばれた時しか行かないよ。てか私真昼に武器渡してないし』
御国「へぇ、なんで?」
『使わせろって言われてないから。私言われたことしか出来ないんだよね…君、私と同じ匂いがするなぁ、道化?』
御国「…はは、言えてる」
ドンッ『!』
…へぇ、主人だけでその力か
ボソッ『…どうして武器をしまえないのかは謎だけどね』
ピロンッ
『!…真昼、今日の夜は私パス』
真昼「えぇ!?」
クロ「…誰だ?」
『ロウレス』
クロ「!……こっちに来てんのか」
『みたいね、大丈夫。君のことは何も言わないであげる。それじゃばいば〜い♪』
ロウレス「姉さん!お待たせっス!!」
『やっほ、ロウレス。日本にいるのは珍しいね』
ロウレス「そういう姉さんこそ!オレは主人がピアニストなんで世界中飛び回ってるっスよ〜……姉さんの主人は日本じゃなか」
『戦争で死んだから変わったんだよね』
ロウレス「え…あ、だから」
『最期まで私の力を使おうとしなかった。彼にとって私はただの目の保養だったらしい。…ま、別にいいけどね』
ロウレス「…姉さん……」
『てか君、主人自分で殺すな!私のとこまで噂回ってきてるんだけど〜』
ロウレス「だってつまんね〜んだもん」
『ぶっ壊れてるなぁ』
ロウレス「オレからしたら姉さんの方がぶっ壊れてるっスけど〜?」
『はは………言えてる』ヘラッ
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作者名:ストロベリー | 作成日時:2019年10月12日 13時