怯えた姫とイレブン～君と歩む未来の扉～ (ページ7)

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第5話ページ7

あ「雷門中学ですか？パパってどういうことです？」

夏美「あら？自己紹介が遅れていたわね、私は雷門夏美と申します。雷門中の生徒会長をさせて頂いているわ。パパは、雷門の理事長よ。」

あ「え？理事長の娘なのですか？」

夏美「えぇ、そうよ。それで雷門に来るの？来ないの？」

あ「うーん…そうですね～それでは、行ってみましょうか。雅、お父様に雷門へ行くので手続きをお願いして！」

雅「はい。かしこまりました」

あ「それでは、河川敷でしたっけ？そこへ行きましょう。」

円堂「あぁ！！」

雅「お嬢様、傘を」

あ「雅、ありがとう。それでは、行ってきますね」

雅「いってらっしゃいませ。」

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あ「それで、何で行くのですか？」

円堂「え？キャラバンだぜ！」

あ「…そうですか。少々お待ちください」

円堂「え？あぁ、分かった」

Aは1人で屋敷に戻ると、しばらくして男の人を連れて出てきました。

円堂「A？誰だ？その人」

あ「Aの執事です。湊、自己紹介なさい。」

湊「私は、湊遥希と申します。よろしくお願いします。」

あ「彼の事は、湊と呼んでくださいね。それでは行きましょう？」

円堂「あ、あぁ！それでキャラバンに乗るのか？」

あ「いえ、車で行きますわ。よければ雷門さんもどうぞ」

夏美「夏美でいいわ。そうね、乗せて頂こうかしら。」

あ「では、夏美さんと呼ばせて頂きますね。湊、車を出して頂戴！」

湊「かしこまりました。すぐにご準備いたします。」

数分後

湊「お待たせいたしました。」

あ「A達は、車で行くわ。なので皆さんキャラバンで先にいってください。」

円堂「あ、あぁ！分かった。」

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in.車

あ「はぁ…(学校…ですか。)」

夏美「溜め息をつくと、幸せが逃げましてよ？」

あ「ふふ…そうですね。夏美さんから見て、雷門中学校の雰囲気どうですか？」

夏美「一言で言えば暖かい…かしら？」

あ「暖かい…ですか？」

夏美「えぇ、そうよ。Aさんは、学校に通ってなかったのよね？分からないところがあれば言ってね？教えるわ。」

あ「夏美さん、ありがとうございます！」

夏美「ほら、河川敷についたわよ。」

あ「本当ですね。」

ガチャッ

湊が車のドアを開けた。

あ「湊、ありがとう」

夏美「ありがとうございます。」

湊「いえいえ、お仕事ですから。」