怯えた姫とイレブン～君と歩む未来の扉～ (ページ23)

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第19話ページ23

円堂「アフロディ…これで分かっただろ？俺達の本当の強さは、諦めない心と仲間の想いにこたえることだ！！」

アフロディ「円堂…僕達は……たったそれだけのことで負けたというのか…！？」

円堂「あぁ…たったそれだけのことだとしても…これがなければ常に勝つことは出来ないんだ！！」

アフロディ「ありがとう…円堂くん。君のおかげで目が覚めたよ……こんど会う時は仲間だといいな！」

円堂「仲間じゃなくても…互いに真剣にできる勝負なら大歓迎だぜ！！」

アフロディ「また何処かで…」

円堂「あぁ…！！」

アフロディ＆円堂「サッカーやろうぜ…！」

円堂「なれたのかな…俺達…伝説のイナズマイレブンに…！」

円堂の言った言葉に豪炎寺が

豪炎寺「いいや…伝説はこれから始まるんだ…！」

と言った。

ーバスの中で

全「俺達は！日本一だぁぁぁぁ！！」

壁山「ううううう、嬉しいッス！夢見てるみたいッス！」

宍戸「キャプテン、俺にもトロフィー持たせてくださいよ！」

壁山「次俺！俺も持ちたいッスー！！」

ついに世宇子との激闘を制し日本の頂点に立った雷門イレブン。
全国優勝の喜びに包まれながらスタジアムを後にすると、バスの中で大騒ぎしながら雷門中へと向かっていました。
そんな中豪炎寺は妹の夕香に会いに病院へ、
土門と一之瀬は西垣に会いに木戸川清修へ向かい、それぞれ勝利の喜びを伝えるつもりのようです。
ただ、1人を除いて。

あ(何か…嫌な予感がするわ。)

春奈「おめでとう、お兄ちゃん！」

鬼道「ああ、だがこの優勝こそが俺にとってはスタートなんだ！」

春奈「うん！」

そんな中で鬼道さんは、妹の春奈と久しぶりにもともに話していました。

半田「誰がここまで行けるって想像した！？俺達はじめは７人だったんだぜ！」

染岡「廃部廃部って馬鹿にしてた奴もいたよな～」

数ヶ月前までは部員も足りず、円堂以外に誰一人やる気のなかった雷門イレブン。
それがここまで登り詰めたことに、古参メンバーの半田は心底嬉しそうです。
夏未は、染岡に言われたことに怒ったのか

夏未「それを言うなら鬼道君だって、最初は豪炎寺君以外相手にしてなかったわよ～？」

豪炎寺目当てに帝国が雷門をボコボコにした練習試合を会話に持ち出し、思いっきり鬼道の黒歴史を話した！

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