怯えた姫とイレブン～君と歩む未来の扉～ (ページ3)

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第1話ページ3

円堂side

円堂「ハッ…また、あの夢…？」

もう何回この夢を見たのか？

最近同じ夢をよく見る…

そして、今日は、はっきり聞こえたから、何かが起こるかも…そんな気がする

今日学校で皆に聞いてみよう！

ーin部室ー

円堂「おはよう」

俺がそういうと皆驚いたような表情をした。

鬼道「あ、あぁ、おはよう円堂。珍しいな、お前が早いなんて…何かあったのか？」

…お、俺の扱い。まぁ、あったんだけどさ…

円堂「うん…ちょっと、夢でさ…かくかくしかじかっていうことがあって、鬼道お前は何か知らないか？」

鬼道「いや…別に何も…」

鬼道も知らないのか…と考えたその時

ガラッ

扉をあけて夏美が入ってきた。

夏美「皆聞いて！！お願いがあるの。」

円堂「お願い？」

夏美「そうよ。パパの知り合いの桜ノ宮智也さんから、Aさんという方を外につれていって欲しいと頼まれたの。皆にも手伝ってもらいたいのだけど…いいかしら？」

鬼道「その前に、その桜ノ宮智也というのは、もしかして桜ノ宮財閥会長では？」

夏美「えぇ、そうよ。」

鬼道「なら、Aって奴、俺と1回あったことあるな」

夏美「え？そうなの。Aさんってどんな方？」

鬼道「俺があったのは、5歳の時だから性格も変わってるんじゃないか？」

夏美「それもそうね。それで、皆手伝ってくれる？」

そんなの当然

円堂「あぁ、手伝うに決まってんだろ！な、皆？」

全「あぁ/えぇ/はい」

円堂「皆、Aを絶対に外に連れ出そうぜ！！」

全「おぉ～！！」

夏美「それじゃ、早速イナズマキャラバンに乗って行きましょ」

円堂「おう。行こうぜ！」

全「おぉ～！」

ーinキャラバンー

ザワザワザワザワ

壁山「どんな家っスかね～」

栗松「わかんないでヤンス。けど、楽しみでヤンスね！」

染岡「なぁ、豪炎寺！Aってどんな奴なんだ？」

豪炎寺「さぁな。」

風丸「良い奴だといいよな。」

円堂「鬼道、夏美も言ってたけど、Aってどんな奴なんだ？」

夏美「やっぱり円堂君も気になるのね。」

秋「それは、円堂君でも気になるわよ。」

春奈「そうですよね、気になりますよね。」

鬼道「そうか？でも性格とか容姿は変わってると思うぞ？」

夏美「鬼道君があった時の性格とかでいいの。教えてくれないかしら？」

円堂「そうだよ！頼むよ鬼道。」

鬼道「まぁ円堂がそういうなら、話すよ。」

円堂「本当か！！サンキュー鬼道。」

夏美「ありがとう。」

鬼道「性格は…」