【暗殺教室】元赤髪君の彼女で浅野君の妹

282.お着替えタイム ページ3

凛サイド
夕日「うん、すーっごく可愛い！」
『その‥‥ありがとう、ございます‥‥』
私がプロデュースしたの、と、ドヤ顔をしながら
キャーキャーとはしゃいでいる夕日さん‥‥

‥‥これは‥‥宙とお似合いかもしれない‥‥

夕日さんチョイスで着せられた
明るい暖色のオシャレなドレス‥‥
そして遊ばれた髪‥‥

夕日「‥‥あーｯ‥‥その美貌分けてくれ」
‥‥夕日さんも随分お美しいですけどね！？
私からしたら大人っぽい夕日さん‥‥羨ましい
グラデーションのかかった赤い豪華なドレスの夕日さんは‥‥

とっても大人の女性、って感じで‥‥
『綺麗、です‥‥』
夕日「うふふー、ありがとう！嬉しいなぁ！」
と、私の前でくるくると回り始め‥‥
夕日「あ、そろそろ行かなきゃだね！」
と私の手を引いて行ったのだ‥‥

なんて言うか‥‥パワフルな人だよね‥‥。

冬也サイド
宙「冬也！運転よろしくー！」
と言いながら、車の鍵を投げてくる‥‥
冬也「‥‥‥やれやれ。」

まぁそれは俺の仕事だ‥‥。
運転するならメガネつけようかなぁ‥‥
そう思いつつ、カーナビを設定して
ほか3名を待つ‥‥

宙「あーｯ天使ぃ‥‥」
夕日「でしょー！！」
『‥‥‥‥‥‥』
あ、‥‥来たみたいだ‥‥。
可哀想に‥‥凛さん。2人の餌食になって‥‥

冬也「時間遅r＿＿＿＿!!」

俺が3人を呼ぼうと車の窓から顔を出した時‥‥
俺の目に‥‥

冬也「‥‥やっば‥‥」
‥‥凛さんが映る‥‥

心臓がバクバクと‥‥鼓動を脈打つ
‥‥やべぇ‥‥

冬也「‥‥姉さん‥‥。」
凛さんの今の姿‥‥
姉さんに似すぎている、
俺の大好きな姉さんに＿＿＿＿。

宙「‥‥似てるよな、姉ちゃんに‥‥。」
いつの間にか助手席に座り、ポツリと漏らす宙‥‥

冬也「ああ‥‥」
顔が熱い‥‥
後ろを見れない‥‥。
彼女は姉さんじゃない‥‥
それでも似ている彼女のこと‥‥。


"そろそろ出発しますね"と言うべきなのに‥‥
後ろを直視出来な＿＿＿＿

宙「揃ったねー！んじゃ、出発！」
宙‥‥なんか、お前、良い奴だな((

‥‥ありがとう。
宙「んふふー、真っ赤なとーにゃかっわいい！」

冬也「んなっ‥‥！！
とーにゃって呼ぶなぁ！！！」

前言を撤回する！
まぁ、宙のおかげで大分頬の熱も引いた‥‥。

冬也「‥‥‥‥ありがとう、宙。」
そう伝えて俺は車を進ませたのだった‥‥

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