【暗殺教室】元浅野君の妹で業の彼女 (ページ37)

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268.かわいそう？ページ37

カ、ルマ‥‥
カルマ、‥‥業？

‥‥わから、ない。
けど、‥‥涙が出てくる‥‥

思い出し、たい‥‥
けど、思い出せ＿＿＿＿ない

宙「あ、わっすれてた〜！
俺はるちゃんと、積もる話をする約束だったね！
ん〜‥‥凛、
とりあえず離してくれるかな‥‥？」

‥‥い‥‥や‥‥
怖い‥‥。
まるで世界の全てが敵になったかのような感覚
私がつまんでいる宙の服の裾だけが
私をつなぎとめてくれているかのように‥‥

宙「そっか〜じゃ、
そこの冬也お兄さんの方に行こっか〜」

冬也‥‥さん、
彼は＿＿＿＿危険じゃ、ない。
冬也「えっ、あ‥‥ちょ！？
宙！？

‥‥はぁ、どうしろ‥‥と、」
冬也さんは困ったように私を見つめため息を吐く‥‥

『‥‥!!
ごめ‥‥ん、なさい‥‥迷惑‥‥
でした、よね‥‥？』

ごめんなさい＿＿＿＿
少しずつ彼から距離を取る‥‥
少しでも、離れた方がいいだろう‥‥

わたしの存在自体が、迷惑だから。
.........ここにいちゃ、いけない子だから。

離れていく度に私の心に不安が募るように、
心臓が押しつぶされているかのように痛む

冬也「別に、の迷惑とは言ってない‥‥
おいで‥‥？」

‥‥あ、あ‥‥もうダメだ‥‥
ピークを超えた心臓は早鐘の様に‥‥

『あ‥‥、う‥‥‥‥げほっ！？』

苦しい＿＿＿＿

冬也「‥‥?!
ちょｯ、‥‥大丈夫！？＿＿＿＿」

口元を抑えた手は真っ赤に染っていて‥‥

心臓は早鐘を打つのに
脳には酸素が行き渡っていない
『‥‥あ、たまが‥‥割れるよ、うに‥‥
痛い、の‥‥ｯ＿＿＿＿』

【あ〜ぁ、可哀想な主‥‥。】
かわい‥‥そう？
‥‥私‥‥が？

わから、ない＿＿＿＿