【暗殺教室】元浅野君の妹で業の彼女 (ページ26)

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続カエデサイド
皆、口々に"何かが足りない"そう言い始めてから
何日かたった‥‥
きっとみんなも私と同じように‥‥
"気の所為だ"と片付けた頃‥‥だろう。
それよりも‥‥今は学園祭の準備に集中しなくちゃ‥‥！
E組の立地を利用して‥‥
どんぐりラーメンとその他セットメニューの開発中‥‥

この森は資源の宝箱のようになんでも揃っている
いつもなら放課後、もう少し"普通"の生徒らしく
残っているところだが‥‥
カエデ「みんなごめん‥‥今日先約があって‥‥」
結花「おー、あとはこっちで何とかしておくから！
いってらっしゃい！」
と笑顔で送り出してくれる。

カエデ「ありがとう‥‥！また明日ね‥‥！」
と言って私は駆け足で山をおりていく‥‥
制服のまま、少し遠い目的地を目指して‥‥

凛サイド
まぁそれからというもの‥‥ちょいちょい
宙の仕事を手伝いつつ‥‥
あと宙いわく"俺の癒し担当！"という仕事をしつつ‥‥

宙の家に居候させて頂いている‥‥

まぁ、大半の仕事は冬也さんがやってくれるので‥‥
パソコンの仕事などは相変わらずの量だが‥‥
それほど苦ではない。
むしろ人と関わるよりパソコンと関わっている方が得意だし。

そう言えば‥‥
『もうすぐ学園祭、だなぁ‥‥』
私が楽しみにしていた行事、
その時期が迫っている‥‥。

‥‥羨ましいなぁ‥‥なんて、
そんなこと言う資格はもう既にないけれど。
みんなが何をしているのかは知りたいなぁ‥‥
あとお兄ちゃんとお姉ちゃんが、何をするのか‥‥

遊びに行く‥‥くらいなら、いい、かな‥‥？