階段の上の ページ3
当日。長い長い階段をゼーゼー言いながら登っていると三輪ちゃん先輩が手を貸してくれた
『すみません助かります………』
三「いえいえ!お水は大丈夫ですか?」
『はい!大丈夫です!』
元々体力がない私はこんな階段を登るのも一苦労だった
『先行ってていいですよ……先生と行くので……』
先輩たちを先に行くように促し先生と一緒に階段をゆっくり登る
加「辛くなったら呼んでいいからね」
『………!ありがとうございます!!』
加茂さんに頭を撫でられて爆速で階段を上がれる気がしたが5段でダウンしてしまった
歌「ゆっくり登りましょう」
『ほんとにすみません……』
1番上の段で先輩たちが話しているのが聞こえる
多分東京校の人達
『ハァハァ………遅れました…………』
最上段をゆっくり上がり東京校の人達に頭を下げる
棘くんがおにぎりの具を言っている声や誰だ?なんかの声も多数聞こえる
加「大丈夫かい?」
『はい!なんとか!』
加「それは良かった。紹介しよう。彼女は狗巻A、今回特別に交流戦に来られるようになった1年生呪術師だ」
加茂さんの紹介と共に頭を下げてよろしくお願いしますと言う
「狗巻って、狗巻先輩の親戚か何かか?」
『棘くんは私の従兄弟だよ』
三「エ"ッ!!?従兄弟?!?」
三輪ちゃん先輩が驚いたように声をあげる
あれ言ったつもりだったんだけどな
「あんたも呪言を?」
『私は呪言なんて使えないよ〜狗巻家の零れみたいな感じ』
「明太子………」
私は呪言を継げなかった。ただでさえ駆け落ちした夫婦の子供というのに更に恥晒しだと怒られたこともあった
加「Aは特別に加われるようにしてある。そちらが宿儺の器を使うならこちらもAを使おう。ただし___」
伏「ちょっと待ってください!虎杖は………」
『ねぇ、ちょっと君』
伏「……!?」
『加茂さんがまだ話してるじゃない。最後まで聞きなよ』
布を少しあげて男の子を見つめる
ツンツンした髪の毛の男の子が目を逸らす
『加茂さん、続けて下さいな』
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める(プロフ) - ハイキュー!!さん» コメントありがとうございます〜!更新頑張ります! (2021年2月24日 1時) (レス) id: 9aa3d5b17c (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!! - 更新楽しみです☆待ってま〜す☆ (2021年2月24日 0時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:める | 作成日時:2021年2月23日 2時