２３ 【O side】 ページ23
消えた敵の残像をしばらく見つめていたが
ハッと翔くんのことが頭をよぎった。
ニノのことを松潤にまかせ
自らは翔くんの元へと走って行くと
相葉ちゃんが翔くんに手をあてながら
険しい顔をして座り込んでいた。
「相葉くん!!翔くんの様子は!?」
と叫ぶと、俺の存在に気がついた彼は
泣きそうな顔をしながら助けを求めてきた。
「翔ちゃんの血管内の温度が上げられてる！
リーダー、助けてっ」
血液の温度が…!?
あいつめ…翔くんになんてことを…!!
あいつに出来て、俺に出来ないことは無いはずだ。
たとえ、人の血液内の温度の変化でも。
同じ水の能力者なんだから。
「…やってみる。」
そう言うと、相葉くんがフラフラと立ち上がり
俺に場所を空けてくれた。
「翔くん…今、助けてあげるからね…」
「う……ん……」
苦しそうな翔くんの返事。
俺は翔くんの体の上に手をのせた。
意識をそこに集中させて
冷えろ…っ
と何度も念じる。
しばらくして
翔くんが俺の手をゆっくりと、でも力強く掴んだ。
「智くん…ありがとう…もう、大丈夫」
「翔くん…っ!!」
俺は何も考えずに
ただ翔くんを思いっきり抱きしめていた。
翔くんは、照れながらもしっかりと力を返してくれた。
成功…したんだ。
翔くんを、助けることが出来たんだ…っ!!
俺は初めて、この能力に感謝した。
ラッキーアイテム
革ベルト
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まぁや(プロフ) - かなえさん» 追加で申し訳ありません。もし話の内容も参考にされているようでしたら、その旨をどこかに記載して頂けると嬉しいです。こちらを参考にして頂くのは構いませんので…。 (2014年9月20日 17時) (
レス) id: fc8b9e3f60 (このIDを非表示/違反報告)
まぁや(プロフ) - かなえさん» わざわざありがとうございます(*^^*) 了解いたしました。参考にして頂いて恐縮です！今現在、再び能力系小説を書いております。戦闘の描写もありますので、ご覧いただけると嬉しいです！ (2014年9月20日 17時) (レス) id: fc8b9e3f60 (このIDを非表示/違反報告)
かなえ(プロフ) - どうもかなえです！私も嵐の戦闘小説を書いているのですがなかなかhit数がのびません…なのでこの小説の文章の書き方など参考にさせてもらっています！(パクり目的ではありません！)とても面白いです♪ (2014年9月19日 22時) (レス) id: dce541bd73 (このIDを非表示/違反報告)
まぁや(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！ パート６まで作成しておりますので、よろしければお読みください^^ (2012年7月12日 20時) (レス) id: 0f88b011c5 (このIDを非表示/違反報告)
まぁや(プロフ) - 愛佳さん» 率直なご意見ありがとうございます。愛佳様に面白いと思って頂けるように頑張りますね！ (2012年5月21日 19時) (レス) id: 0f88b011c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁや
| 作成日時：2012年4月28日 17時
