【相澤消太】相澤先生は生徒を好きになりました【ヒロアカ】 (ページ3)

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気づいた時には傍にいてページ3

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何だかんだで放課後、相澤先生の仕事のお手伝いをするのが日課となっていた。

自主練は頼んでも無駄なのが分かったけど

相澤先生とお喋りしてる時間がなんとなく好きだ

「お前友達と一緒に帰ったりしないのかよ最近毎日居残りしてるけど」

『いや～なんだか落ち着くんすよ先生と話してると』

「お前が一方的に話してるだけだがな。」

『確かに』

今日の先生はPCと睨めっこしていた。

仕方ない、私がコーヒーでも奢ってやろうじゃないか。

『先生～トイレ行ってきます』

「勝手にいけ」

あんなに怖いと思ってた先生だったが、素っ気なさが今ではもう慣れてしまった。

近くの自動販売機でコーヒーとオレンジジュースを買って教室に戻った。

今日は何も手伝える子とは無さそうだ。

『はい、先生。』

「気が利くな」

『高いですからね～』

「何がだよ。頂く」

一通り終わったのか先生はPCを閉じた。

会話がないがそれすら今は気まづいと思わない

私はスマホでSNSをみたりしていた。

あ、そう言えば

『先生、この曲良くないですか？』

スマホにイヤホンをさし先生の片方の耳にイヤホンをつけて曲を再生した。

片思いで切ない歌詞だけど凄くいい曲だと私は思う。最近通学の電車でリピートしている曲。

「最近の子はこういうの聞くんだな」

『いつかこんな恋愛してみたいです。どこ行けば好きな人に会えるんですかね』

「さーな」

『先生って何歳までいけるんですか？』

「 10代じゃなければ」

なんか今ちょっとチクってした。

なんだ今の

『じゃあ私はダメですね』

笑って言うはずがなんかちょっと笑えなかった

「暗くなるから早く帰れ。俺は職員室に戻る」

先生は私の頭をクシャッとして教室を出ていった

え？何？

心拍数上がったんだけど

え？何？頭と心臓繋がってるん？

え、なにー？

この頃から私が先生を意識しはじめた瞬間だった。

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