→ 恋 ページ7
.
初めて相澤先生と迎えた夜。
何度も何度も唇を重ね、相澤先生の温もりを感じた。
チクタクと針を動かす時計の音に焦りを感じながら…
『 相澤先生っ 』
俺の名前を呼びながら背中に手を回しギュッと力を込めるAを愛おしくすら思ってしまう。
時計の針の音がやけにうるさく感じる。
それと同時に今日で最後にしなければと焦りすら出てくる。
「 クソ 本気になりそうだ 」
そう言ってタバコを持ちベランダへと出ていった先生...。
一人部屋へと取り残され、先生の匂いが私を包む。
初めてしたキスはとても甘いはずだった。
なのに後味はとても苦い。
急に時間が進んでくことに怖さを感じた。
今日で最後なんて絶対に嫌だ。
一緒にご飯行くだけ
相澤先生の部屋へと来れただけ
キスしただけで
満足出来るハズなのに
特別な事が増える度にもっと欲しいと欲張ってしまう。
苦しい...
咄嗟に私はベランダへと出てしまった。
「 馬鹿。匂い着くから部屋戻ってろ 」
『 タバコの匂いなんてどうでもいいです 』
「 良くないだろ 」
『 相澤先生...ちゃんと話したい 』
先生は、ため息をつきながらタバコを消し私を部屋へと連れ戻した。
「 明日朝早く送ってくから早く寝ろ 」
『 ...相澤先生。やっぱり私好きだよ。相澤先生が大好きで仕方ない。』
「 分かったから 」
『 先生と生徒とか、大人と未成年とか、私はたまたま先生を好きになっただけなのにそんな枠に邪魔されなきゃいけないの？ 』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴明(プロフ) - これからも更新続けて欲しいです。相澤先生かっこいいです。 (2018年10月16日 1時) (
レス) id: 7c8004c578 (このIDを非表示/違反報告)
水波(プロフ) - ゆっくりでいいので続けてほしいです！ (2018年10月15日 23時) (レス) id: 6b844c68fd (このIDを非表示/違反報告)
Y氏(プロフ) - 水波さん» ありがとうございます！頑張ります○┓ﾍﾟｺｯ (2018年10月15日 16時) (レス) id: 9ad780f71f (このIDを非表示/違反報告)
Y氏(プロフ) - プリンさん» これからも引き続きよろしくお願いします！ (2018年10月15日 16時) (レス) id: 9ad780f71f (このIDを非表示/違反報告)
水波(プロフ) - 胸が凄くギューってなります。早く仲直り出来ればいいな〜これからも更新頑張ってくださいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2018年10月15日 16時) (レス) id: 6b844c68fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Y氏 | 作成日時：2018年10月9日 23時
