【銀魂】好きにならせていいですか？【神威】 (ページ5)

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【35】言動襲撃ページ5

頬っぺたに、何かが当たる感覚で

目を覚ました。

ちょん、ちょん、と

くすぐったく、それが擦り付けられた。

もっと寝ていたい、と思ったが

嫌な予感がしたので、目を覚ました。

貴「……ん…っ、眠い……」

虚ろになりながら、隣を見ると

見覚えのある顔があった。

　

　

……髪が、朱色だ…………

みつ編みをしている…。

　

　

これは、つまり……

　

　

　

つまり――――――……

　

　

貴「……か、神威さん？？;;」

私が話しかけると

神威さんは眠たい目を擦りながら

むくっ、と起きた。

威「…ナニ？起きたの？A…」

……やっぱり、神威さんだ。

ななな、何で神威さんがっ、？！！

それも、何で私の布団で寝てるのッ!!?

　

　

一体、昨日夜に何があったのッ!!?////

威「一体、昨日の夜に何があったの？
みたいな顔してるネ＾＾」

貴「そりゃ、そーですよ！;
朝、男の人と布団で寝てた、なんて…

誰でも焦りますよ！」

私はこんなに焦ってるのに、

神威さんはその状況を楽しんでるように見えた。

　

　

……いや、

　

楽しんでた、だな。

　

　

威「そんな焦んなくても大丈夫だヨ＾＾

俺とAは寝ぼけて、あんなコトとか
こんなコトなんて

してないからサ♪」

　

…いや、

逆に、その例えの方が

心配が募るんですけど……;;

　

　

威「あんなコトじゃ、分かんない？だったら

R…貴「わーわー！言っちゃダメッ!!;;」

……分かってるじゃん、笑」

貴「…でも、神威さん？

私……変なコトしました？;;」

夢の間の感覚が、もしかして

と思い、尋ねてみた。

　

すると、神威さんは

ニコニコと笑みを浮かべ

私の耳元で囁いた。

貴「…か、神威さんッ!!? 何して……」

威「…何で俺が、Aと寝てたか……

知りたい…？＾＾」

不安は募ったものの、

まさか、という冗談半分で聞いてみる。

威「俺がAと寝てたのってさ……

　

Aに捕まえられたからだヨ＾＾」

貴「…………はい？;」

…いや、ないないないないない！！;;

私に限って、そんな事あるハズがないから！

威「俺が部屋を出ようとしたらね、

服を掴まれて、布団に引きずり込まれて、
抱きつかれて、キスされたんだヨ？＾＾」