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【44】定春アンテナ ページ17

〜銀時side〜


銀時「あ"〜〜つまんねぇ。
新八、鼻からスパゲッティ食べろ」


新八「何で僕なんですか!!
鼻からスパゲッティって、ス●夫とジャイ●ンじゃあるまいし!」


神楽「新八ぃー、やれヨー。そうでもしないと
人気が上がんないネ」


いや、それって逆に
順位下がるんじゃね?


とか思いつつ、
隣でスパゲッティとガン飛ばしてる新八。



どんな形でボケたいんだ、テメーは←













銀時「ハァ――――……


今頃Aは何してんだろな…」



デスクの上で足を組み、
空虚な空を見つめる。









…今日は、晴天――――――…





雲ひとつ無い、


真っ青な空……








今、俺たちが


左にいってんのか、



右にいってるのかさえ




混乱してくる…






















銀時「まるで俺みてーだな…((ボソッ」



神楽「銀ちゃん、何か言ったアルか?」



銀時「何でもねーよ…」



無愛想に返事をし、


正面に視線を戻す。














―――…正直、


俺の人生なんて









一つの迷路だな…









守るモノさえ、


確かじゃない…









結局、あん時は





守れず終いで終わっちまったしな……
















――ピンポーン♪






そんな俺の霧を掻き乱すように、

チャイム音が鳴った。




神楽「誰アルか?
お客さんアルか?」


銀時「知らねーよ。
一体誰だってんだよ…クソッ

…おい、新八。出ろ」


新八「何で僕なんですかぁ!
自分で出て下さいよ!」


と、

顔一面にミートソースをつけている。



…まさか、マジにするとはなw




神楽「すいませんヨ―!
居留守ですヨ―!!」


銀時「いや、一発でバレるから!」



定春「――!!…アンッ!!」


まるで、何かに反応するかの様に

尻尾を降り始めた定春。





そのまま、玄関へと向かう。




銀時「おっ、出てくれんのか?」


新八「よく言いますよ;
ペットに頼んどいて;」



新八も偉そうな口を叩くが、
一本も食べられてねー。




…ただの真っ赤なメガネじゃねーか←






















……あれ?








確か定春って…
























神楽とAにしか









出迎えに行かなかったんじゃねーっけ…?
























…その事に気づいたのは、


俺だけではなく









神楽と新八も玄関へと



走った_________

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設定タグ:銀魂 , 神威 , 高杉晋助   
作品ジャンル:恋愛
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みーたん - めっちゃ良かった( v^-゜)♪ (2017年10月26日 21時) (レス) id: 17491d2162 (このIDを非表示/違反報告)
桜姫(プロフ) - すごいっす。いや、マジで。 (2013年2月12日 4時) (レス) id: 523a3b31e8 (このIDを非表示/違反報告)
桜姫(プロフ) - 面白かったです。つづき、めっさ気になります! (2013年2月11日 6時) (レス) id: 523a3b31e8 (このIDを非表示/違反報告)
mami - この話大好き☆(>∀<)/ (2013年1月31日 17時) (レス) id: 688eee4f44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:◇輝◇ | 作者ホームページ:   
作成日時:2012年11月30日 23時

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