【刀剣乱舞】傷ついたカミサマ(幼)、救います。 (ページ10)

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2-10　『あ、兄さん方一ついいかい？床にあるのはボクの使用済みのタオルだから使わないでね。』「「「」」『ページ10

脱衣所から出て、大広間に向かう。なんか主からお話があるそうな。

ちなみに兄さんたちはさっきの一見で赤いままだった。ごめんね兄さん、使用済みのタオルほっぽっといちゃって。あ、もしかして逆上せてるの？熱あんの？

主「あ、よっす。ってか風呂入ってきたのかよ」

大倶利「馴れ合う気はなかった…」

光「もう。くりちゃんそんなこと言わないの！」

太鼓鐘「はは！いい湯だったぜ」

鶴丸「琥珀がいたのは驚きだったがな」

主は四人に言葉を返した後、「役人さんは無事輸送してきたよ～」と笑いながら此方を見た。

…ボクが居たの気づいてたんだね！

主「…じゃあ全員集まったことだし

まず琥珀。お前についてだ」

場がシリアスな雰囲気に包まれる

グワッと、ボクに視線が集中するのを感じた

主「“役人に何かした”ことについての弁解はいいけどさ。

お前は、戦場に出る覚悟はあるか」

ｽｩと風がボクの髪を揺らす。

やけに辺りが静かに聞こえた。

主「今回の件でおもいしった。政府から定められている条例。【本丸に部外者は入れないこと】。

琥珀は明らかにそれを破ってしまっている。

琥珀がこの本丸に必要かどうかがわかれば、そういう風に政府に書類を出せる。琥珀は、此処にいられる可能性がグンと上がるんだ。

問うぞ琥珀。お前は戦場に出れるか。役立つことを証明できるか」

………