【刀剣乱舞】傷ついたカミサマ(幼)、救います。 (ページ9)

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2-9　主「お前らはわかってない！わかってない！！今から現世の保健体育始めるからそこに習えぇ！」「「「」」」ページ9

(琥珀side)

あのあとボクは、お風呂に放り込まれた。

ｹｯ獣臭いってか！兄さんたちこそ酒とか茶とか…なんかいろんな匂いすんだよ！

一週間前くらいは一緒にお風呂に入っていたのに、ボクが鍛練して筋肉つきはじめてから入らなくなった。“先に入ってそれから出ていい？”…それ一緒に入る気ないやないか！

なんだろうね。主に何か言われたみたいだけど…む、胸…だっけ？なんかイケナイらしい。これは自分で巻いた包帯が不器用過ぎてぶ厚くなっただけなんだけども…なんか面白そうなので言わないでおいた。

まぁボクには性別とかよくわからないもんだからね。仕方なｧい。

『…ふぅ…湯は温かいなぁ…』

ボクは湯船に這う霧と同化し始めた身体を見て呟いた

*浸かりました*

角もｷﾗｷﾗ、羽もﾋﾟｶﾋﾟｶ、体もﾂﾔﾂﾔで新規一転しゃきーんな感じになりました。いいにおひ。

服を着て(小夜兄の内番服)、うちわを扇いでいたらﾜｲﾜｲと騒がしい声が反響して聞こえてきた。

『よっす、伊達男な兄さん。男前が上がってるねぇ』

燭台切「琥珀、薬研くんみたいなこと言わないの！」

扉から、風呂上がりな光忠兄さん、鶴丸兄ちゃん、倶利伽羅兄さん、貞鐘兄が出てきた。

気配殺して目を瞑ってたから、いつの間にか入ってたんだね！ボクも修行が足りないね気付かなかったよ！