【刀剣乱舞】傷ついたカミサマ(幼)、救います。 (ページ27)

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2-27　『照月の台詞。結構伏線あったりして……』ページ27

加州side

は、意味わかんないんですけど。

そう呟くが、照月は真っ直ぐと琥珀を見ているだけだった。

『……』

琥珀も黙りこんだまま、照月を見上げている。
え、何でよ。なんで皆何も言わないの？
琥珀も、どうして否定しないの。
なんで、なんで、なんで。

照月「……政府が呪いをとくため、一時的に主を預かることにしたようです。政府の命令で……私も口出しできませんでした」
『……はは。君、そう来るのか』

ここでやっと、琥珀が口を開いた。
しかし琥珀の顔は、嘲笑するそれだった。
口の端を上げて、目を細める。
その腹底に埋まっていた狂気を開幕みて、ぞわりと肌がたつ。

照月「この本丸をカクソウったってそうはいかせませんよ。私、そしてここにいる刀達の主を、貴方に奪われてたまるもんですか」
『……？』
照月「とにかく、皆さんを洗脳するのはやめてください。私が、絶対に許しませんからね!」
『……』
照月「……一ヶ月分の日程がここにあります。一様代理という形ですが、指揮をとらせて頂きますので、主のため、協力をよろしくお願いしますね」

俺たちは渋々頷くしかなかった。
隣にいた安定をちらと見ると、安定も心配そうな顔をしている。
首を動かし、俺は主がいた部屋を見た。

加州「……主。早く帰ってくるといいね」
安定「うん」