【刀剣乱舞】傷ついたカミサマ(幼)、救います。 (ページ20)

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2-20　山姥切「うつし、きにしなーい。」『うつしきにしなーい…？』山伏「兄弟。琥珀に何を教えておるのだ？」ページ20

山伏「琥珀には、すべてを笑い飛ばせるようになる力が必要である。
危険なことが起きれば、それは心配しなくていいと策をだし笑い。
死人の知らせが来ても、その者がどうであったか思いだし、別れを惜しむように笑う。
完璧など望まぬ。琥珀が自分は自分であると、気を病まなければよいのだ。」

兄弟のようにな、と付け加える山伏には、言い様のない説得力があった。
やっぱり体験している刀は違う。

主「うん。俺的には戦えるようになってほしいよね。最近物騒なこともあったし。わかった。明日の朝、話そう。」
山伏「助かる。主殿。」

*****

懐かしいな。あの会話。
忌々し((イベントのせいで、いや俺のせいで琥珀には余計なもんを背負わせるきっかことなっちゃったが。

『主！』

琥珀がとてとてと走りよってきた。
座っている俺の前に目線をあわせる。
琥珀は顔を近づけた。

『行ってきます。』
「！？」

頬に柔らかい感触がした。
名残惜しそうに、琥珀の髪が肌から離れていく。
…………………………………ﾊｯ。

主「へ、、あ、や、琥珀、今な、え？？」

顔に一気に熱が集中するのがわかる。
あんな可愛い子にキスされたことのない俺の頭はきゃぱおーばーだ。警報ガンガン鳴ってる。
あぁ、視界が赤い…

主「…琥珀は…嫁には出さん。」(真顔)
歌仙「鼻血出して言うことがそれかい！？」
今「ざんねんでしたね主様。琥珀はボクがおよめにもらうんです。」
蛍丸「それってアレでしょ幼い頃の妹がお兄ちゃんに言う奴でしょ！大体、琥珀はオレがもらうんだから！」
主「残念ながら君もその【お兄ちゃん】に入るんですがね…。」
「「「ろりこんは黙れ/って/ください！！」」」
主「なんでみんな一斉に言うの。さにわの心が重症だよ。」