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yb.
いやいやいや。
世の中って案外狭い。
まさかここにも『関係者』がいたとは。
「俺の家ってね、代々裏稼業があって」
「う、裏稼業？？？」
それは何か？世に蔓延る悪人どもを人知れず成敗…的な？
「それ魅力的だね。んー、判りやすく言うと霊能者？ってゆーか」
「れ…」判りやすい例えなのそれ？！てか成敗否定しないのか…。
「胡散臭いでしょ」
笑う高木にソウデスネ、とは言えず。しかし休み前の俺なら、ほぼ100パー信じない自信はあった。
応えない俺を気にする様子もなく、高木は更に話し出す。
「詳しくははしょるけど、一応代々続いてるんだ」
「代々…」
ここでも『代々』か。歴史のある家ってのは、何かしら怪しいのが定番なのかね？
「て言っても、昨今霊より怖いもん沢山あるけど」
「ああ…」
言わんとすることは何となく判る。時代の流れってヤツだろう。
「一応俺は本家の嫡子で…あ、この髪もね、実はその一端なんだ」
「へ？」
嫡子って…跡継ぎって意味だったっけ？さらっと凄いこと言わなかったか？
高木曰く、霊力みたいなものが髪に集まるのは珍しくないのだとか。
就職活動の時、この髪の長さをキープできる企業が選択の第一条件だったそうだ。
「…苦労したんじゃね？」
「もー大変だった…二度とやりたくねぇ」
「お疲れっした」
「ぅいす」
労いにグラスを掲げれば、高木も返してくる。
「てか…切る選択肢はなかったんだ」
俺の言葉に彼は一瞬幼いキョトン顔をして、次には口角を上げるだけの『笑顔』になった。
「…話戻るけど、実はこないだのランチの時、もやみたいなのが見えてたんだよね」
ごく自然な話題の切り替えに、俺も追及はしない。
彼が言うには、
「今もなんだけど、
ある意味こっちもマジだ。てゆーか、伊野尾のご先祖どんだけ。
「…でね、薮くん？」
「ぁ、ああごめん」
俺の様子を眺めていた高木が、もしかして、と呟く。
「理由…知ってるの？」
ええまぁ色々と。てか、さらさら当ててくる高木にビビってます！
「ぃや、ぇえっと…」
待てよ？説明するとなると、伊野尾との関係から話さなきゃなんないの？
うわー、ヤバい！
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夏夢(プロフ) - 黄色いうさぎさん» こちらこそいつもありがとうございます😊そうですね、紫さん他の3人よりちょっぴり大人です。次章もぜひ遊びに来てくださいね〜☺️ (1月12日 21時) (
レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
黄色いうさぎ(プロフ) - 更新ありがとうございます。紫さんが色々と紳士的な対応でいいなって思っております。この先現実世界で何が起きるのか楽しみです😊 (1月12日 19時) (レス) @page49 id: ef1652ec47 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» 可愛い黄色さん💛お持ち帰り案件ですよねっ🤭さて、現実世界でなにが起こるんでしょうか😅次章をお楽しみに〜😊💕 (1月12日 8時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 泣き上戸な黄色さん可愛すぎです🤣どうにも『さわり』が気になるところですが😁平和の戻ったふたりのこれからのお話も楽しみです〜✨ (1月11日 21時) (レス) @page50 id: f14529ed1c (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 黄色いうさぎさん» 計さまったらさらっと謎を残して逝かれましたねぇ😅ぇええ、そんな嬉しいことをありがとうございます😆書けたらいいなぁ😊💕 (12月22日 21時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏夢
| 作成日時：2023年7月23日 22時
