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yb.

「先見、というものです」


サキミ……?


聞き慣れない言葉だ。そこそこ雑学を齧ってる俺だけど、ジャンルが違いすぎだろ。
戸惑ってると、光が教えてくれた。

「今で言う予知能力みたいなもんだね」

「はぁ???」

それなら聞いたことある!あるけど!

「それってマンガとか小説とか…」

むしろフィクションでしかなくね?!

「気持ちは判るよ薮くん」

いや高木(おまえ)だってフィクション(そっち)側だろーが。

「ちなみにコレ、この間しようと思ってた話の一つでね」

「この間…って、飲みの時?」

「うん。余計な推測より、直接聞いた方がいいかと思ってあの場はスルーしたんだ」

「へぇ…」

「…話を進めてよろしい?」

「す、すいません、どうぞ」

「いいのよ、私も貴方の立場なら混乱するわ」

小さく笑う葉月さんの軽やかな言い回しに、ふと伊野尾を重ねた。あいつ…ばあちゃん似なんだな。

「記録では数代に一人、稀有な能力を持つ者が現れるのだとか。そして彼らには特徴があったとも残されています」

仕切り直した葉月さんの言葉に、もしや、と、思った。

「特徴、ですか」

問うた高木に一つ頷き。

「ええ。伝えでは『色なし』と残されていますね」

繋がった。やっぱりそうか。

「あの、質問しても?」今度こそ俺のターンだ。

「どうぞ?」

「『色なし』とは、現代ではアルビノと呼ばれる人々のことでしょうか?」

あの掛軸の容姿は、誇張でも演出でもなく、計様の姿そのもの?

「良くご存じね。彼の方々は、総じてそのように生まれてきたようです」

家系図全体を見ても、そんなに数は多くないが、そのいずれもに丸囲いがあり、更にバツ印がしてある。
彼らこそが『白き者』であり、所謂能力者だったのだろうと葉月さんは言う。


「高木さん」

不意の呼び掛けに、視界の隅で高木が「はい」と返事をした。

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夏夢(プロフ) - 黄色いうさぎさん» こちらこそいつもありがとうございます😊そうですね、紫さん他の3人よりちょっぴり大人です。次章もぜひ遊びに来てくださいね〜☺️ (1月12日 21時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
黄色いうさぎ(プロフ) - 更新ありがとうございます。紫さんが色々と紳士的な対応でいいなって思っております。この先現実世界で何が起きるのか楽しみです😊 (1月12日 19時) (レス) @page49 id: ef1652ec47 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» 可愛い黄色さん💛お持ち帰り案件ですよねっ🤭さて、現実世界でなにが起こるんでしょうか😅次章をお楽しみに〜😊💕 (1月12日 8時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 泣き上戸な黄色さん可愛すぎです🤣どうにも『さわり』が気になるところですが😁平和の戻ったふたりのこれからのお話も楽しみです〜✨ (1月11日 21時) (レス) @page50 id: f14529ed1c (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 黄色いうさぎさん» 計さまったらさらっと謎を残して逝かれましたねぇ😅ぇええ、そんな嬉しいことをありがとうございます😆書けたらいいなぁ😊💕 (12月22日 21時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏夢 | 作成日時:2023年7月23日 22時

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