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yb.
しまった…。
俺としたことがなんという凡ミス！
汗ダラダラ(←心境)で目を泳がせてれば、耐えきれない風で高木が吹き出した。
「もしかして、伊野尾くんに関係ある？」
「えっ」何で判る！
「何でって…。知ってたし？」
まだ笑ってる高木に、からかう素振りはない。ぇええ…まさかバレバレ？
「バレバレっていうか…俺が、判っちゃっただけっていうか？」
「もしかして何か見えてた？！」
「…まぁ…そういうこと、です」
何がどうバレてんの！聞きたかったけど墓穴コースっぽいからやめた。
伊野尾は多分、話すの嫌がるだろうけど。
詳しくは言わない、だからごめん！
「…て、訳で。多分その先祖？が憑いてるっぽいんだよ」
どう語っても怪しいのに、高木は一切笑いを挟まず聞き入ってくれる。
話すうち俺も落ち着き、時折挟まれる質問に応える余裕すら出てきてた。
「じゃあ、直接コンタクト取ってきたってこと…？」
「うん、雰囲気とか、普段の伊野尾と全然違くて…高木？」
「ああ…うん。あのね」
眉を寄せ、言葉を選びながら高木が説明してくれる。
「伊野尾くんの様子が変だとして、
「え」
「考えてみて。普段の生活」
「…………あ」
そうか。いない見えないが普通だ。「だろ？」と頷く彼が続ける。
「普通は何かの病気を疑うじゃん？」
「それは…確かに」
俺も最初は
「うん」
高木は頷いたあと、「信じるよ、薮くんの言うこと」と、口説いてるかのような台詞をのたまった。
「さっきは端的に言ったけど、俺らの一族は見えない世界の祓い屋なの」
この世のモノではないものが視え、時にはそれらを祓う役目を担った、脈々と受け継がれる家系なのだと高木は結ぶ。
世界がマンガ過ぎて、もはや突っ込みも忘れるけど…現実なんだよなぁ。
「あー、それとさ」
連休に伊野尾の実家へ来るよう言われてる話を振ると、問答無用で頷かれた。
「伊野尾くんが持ってかれる前にね、急いだ方がいいよ」
「ぇ、どゆこと」
高木は少し考え、「多分」と前置きのあと、ゾッとする言葉を口にした。
「その人？が元気なのは、伊野尾くんの生命力を喰ってる可能性が高い」
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夏夢(プロフ) - 黄色いうさぎさん» こちらこそいつもありがとうございます😊そうですね、紫さん他の3人よりちょっぴり大人です。次章もぜひ遊びに来てくださいね〜☺️ (1月12日 21時) (
レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
黄色いうさぎ(プロフ) - 更新ありがとうございます。紫さんが色々と紳士的な対応でいいなって思っております。この先現実世界で何が起きるのか楽しみです😊 (1月12日 19時) (レス) @page49 id: ef1652ec47 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» 可愛い黄色さん💛お持ち帰り案件ですよねっ🤭さて、現実世界でなにが起こるんでしょうか😅次章をお楽しみに〜😊💕 (1月12日 8時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 泣き上戸な黄色さん可愛すぎです🤣どうにも『さわり』が気になるところですが😁平和の戻ったふたりのこれからのお話も楽しみです〜✨ (1月11日 21時) (レス) @page50 id: f14529ed1c (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 黄色いうさぎさん» 計さまったらさらっと謎を残して逝かれましたねぇ😅ぇええ、そんな嬉しいことをありがとうございます😆書けたらいいなぁ😊💕 (12月22日 21時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏夢
| 作成日時：2023年7月23日 22時
