Dekigokoro・別館５

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tk.


ねぇすっごく可愛いんだけど。


『背中を俺に洗わせるのはどうして？』

素朴な疑問を投げ掛けたら、目を逸らして唇を軽く噛んでる。

「だめだよ傷付くから」

「ちょ、たかき…ッ、ン…」

煽るキスをしながら続きを再開。びくんと跳ねる肌に、直接刺激を与えてく。

寒いし、全部脱がせたら風邪引くかなぁ。
手と口を漏れなく動かしつつ、別方向へ思考を飛ばす俺。伊野尾くんが真っ赤になってるの、わかんなかった。

「背中っ…ちゃんと洗えなぃ、だろ」

ん？？

「だからっ…ぉまえが触るトコっ、きたないままっ…ゃだ…」

「ぇ…」

確かに背中って洗いづらいけど…え？

それが答えだって、到達するまで何秒掛かった？
すいません脚の間で間抜け面晒しました！

ねぇ！俺のコ可愛い過ぎてヤバい！

「はぇっ？！ゅゅゅ、ゆーやっ？！」

背中洗わせてたのって俺のため？！俺が触るからきれいにしときたかった？

もーだめ理性飛ぶ。
覚悟して。今夜は寝かさないっ！


背中くらい、何時でもいくらでも流させて！
何なら今度、最高級のブラシを用意しとくから！


…ぃや待て、それだと俺が洗う必要ないから却下。

とにかく伊野尾くんの背中のケアは！ワタクシ高木にお任せを！





・・・






「ばかぎぃ…張り切りすぎぃ…」

「ごめんっ」

「はんせーしろっ」

そんなこと言いながら、無意識にハグ要求してくんの。たまんないでしょ？

「何の反省？」

仰せの通りバックハグね。

「や、り、す、ぎっ」

「そお？」







無防備に見せる伊野尾くんの背中には、張り切りすぎた俺が散らした、鮮やかな紅いキスマーク。



















end☆

おめでと(ybin)→←背中の真ん中。(tkin)

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