よろしくな ページ40
「私ってさー、こーいう手のことホンット。…だいっ嫌いなんだよねー……」
睨みながらそういうと女は言い訳を言いはじめた。
女2「待って宗谷さんっ！これにはっ「あとさぁー。」っ…」
それでも、私は最後まで言わせなかった。
「そーやっていうと言い訳してくるやつも大嫌いなんだよねー。
自己紹介んとき言えばよかったわー……。」
女1「うっ………」
女らはもう言い返せないらしい。言葉がつまって言葉にすらなっていない。
「私の手が上がる前に目の前から消えろ。はやくしねーと、殴っちまいそうだからよ。」
そういうと女たちはいこっ…！と言ってトイレから出ていった。
出ていったのを確認するとふぅ、と一息ついた。
「大丈夫か？」
座り込んでる子に手を差し出して立たせた。
その子は髪型はショートカットでメガネをかけており、The図書委員ってかんじの子だ。
私とは正反対な子だな。
「あ…はい、大丈夫、です…。あ、ありがとう…ございました」
その子は私の手をとって立ち上がった。
手が震えてる。よっぽど怖かったのだろう。
「いいって礼なんか。
あーあーあー、制服ビッショビッショじゃねーか。アイツらぁ…今度会ったら覚えとけよ……
よし、行くぞ。」
手を握って引っ張り、トイレを出だ。
「えっ、あのっ、どこに…」
「体育館。ジャージ貸してやるよ。
その格好じゃ外歩けねぇだろ。透けてる。一旦私の制服羽織ってな。」
私は上の制服を脱いでかけてあげた。
あ？ああ、大丈夫だ。薄手の黒いTシャツきてるから。問題ない。
「えっ！でも宗谷さんの制服っ…「いいから。ジャージ貸すまでだから」……ありがとうございます…」
礼を聞くと私は、いいってことよ！と言い、ニッコリ笑った。
「あ、そうだ。アンタ名前は？同じクラスでも名前知らねぇやつがほとんどだからさ。教えてよ」
沙「あ、風川です…風川沙夜。」
「沙夜か、よろしくな！沙夜」
沙「はっはいっ！」
私はニコっと笑い、二人並んで歩き出した。
(あ、敬語なしな。固いの苦手なんだ。)
(えっ、あ、う、うん？)
(…かわいい。)
(ええっ！？)
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緋宮零(プロフ) - セキカ@カゲプロ東方プロジェクトLOVEさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2014年8月8日 11時) (
レス) id: d8d55c396d (このIDを非表示/違反報告)
緋宮零(プロフ) - 悠さん» マジですか！実は僕の誕生日でつくったんですｗありがとうございます！！頑張ります！ (2014年8月8日 11時) (レス) id: d8d55c396d (このIDを非表示/違反報告)
セキカ@カゲプロ東方プロジェクトLOVE - 面白すぎる！パート2の方でも頑張ってくださいね(^-^)/ (2014年8月8日 7時) (レス) id: 2ca2c65e40 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 主人公が自分と一緒の誕生日で吃驚した.笑これからもpart2で更新頑張ってください!!! (2014年8月7日 23時) (レス) id: dfdcf4fd8f (このIDを非表示/違反報告)
緋宮零(プロフ) - みゆさん» ありがとうございます！！ (2014年8月6日 23時) (レス) id: 5eceb7bd21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋宮零 | 作成日時：2014年1月5日 21時
