木兎さん､妹を俺に下さいPart6【赤葦京治】

九十話らしいですよ ページ11

及川side

赤葦のしたい事はわかってる

そう時間がない

俺だって馬鹿じゃない。

でも焦ったら終わる

答えがわかってても落ち着いて言わなきゃ

及川)…よし

ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ

俺はある人に電話した

？)なんだよ…こっちは真夜中だからかけてくるな

及川)ごめんね岩ちゃん

一番信用できる岩ちゃんに電話した

懐かしいこの声。久しぶりすぎる

岩泉)たく、なんだよ

及川)あのさ…岩ちゃんが好きな子が居たとするよ？仮に、絶対仮に

岩泉)お前ぶっ 殺 すぞ

及川)まぁ落ち着いて!だけどその好きな子はそかの人と付き合ってて…手に入れられないとわかってるのに諦められない時。岩ちゃんならどうする？

岩泉)んー…諦められねーなら仕方ないだろ
はっきり言って振られた方がいい

及川)え？

岩泉)いつまでも言わないで気持ち悪い位ならはっきり正面から言って振られて友達として好きになれば俺は満足だ

岩ちゃんらしい答え

でもまだ俺は迷ってた

岩泉)お前らしくないな。いつもみたいにチャラチャラうざく振舞ってれば良いだろ？

及川)なにそれ!意味わからないよ!!

岩泉)おい、クソ川。迷ってるならはっきりしろ

なんでもお見通し、か…幼馴染みって怖いね

及川)振られても恋愛として好きのままでいそうなんだよね

岩泉)お前がそこまで惚れ込むなんて相当な女見つけたんだな。振られても好きのままでいいじゃねぇか？それがお前なんだから

及川)でも…

岩泉)あーもう。イジイジしてるな!!俺の知ってる及川徹はそんな奴じゃねぇ!!!

俺こっち来て変わったのか…？

今の俺は偽ってるのかもしれない

Aに好かれようと必死で…

及川)岩ちゃん!ありがと!目が覚めたよ

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