漆黒の屍姫 (ページ5)

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―第３７話　沖田ｖｓ貴方様　壮絶な戦い― ページ5

沖)今なら逃げてもいいんですぜィ？

貴)どうしてボクが逃げなきゃならないの？

近)ねぇ・・・シェルちゃん。本当に刀でやるの？；

貴)うん、刀で殺るよ。

近)漢字が違うよ？；それに総悟は強いから、シェルちゃん怪我してしまうかもしれないよ？

貴)そんなに強いんだ・・・ニヤッ。

沖・土・近)(笑った？)

沖)てか・・・。笑った顔、可愛いでさァ////(ボソッ)

土)ん？今なんか言ったか。

沖)土方さんには関係ないでさァ。なので、俺の視界から消えて下せェ。

土)シェルに斬られて、この世から消えろ総悟。

沖)そう簡単に斬られねーでさァ。

貴)もういい？じゃあ・・・始めるよ(殺気)

フッ

沖)消えやがった？！！・・・ゾクッ！！

ブンッ

背後から殺気を感じ取った総悟は、殺気のする方に体の向きを変え、攻撃を防ぐ

キィィィン

貴)！・・・これなら、もう少し本気出しても大丈夫かな。

土)本気じゃなかったのかよッ？！！

近)シェルちゃん相当強いな。今度、戦ってみたいもんだ。

土)マジで言ってんのか、近藤さん。

近)その方が、相手の実力が分かるだろう。

土)まぁ、そうだけどよ・・・。

そんな会話が聞こえたのか、シェルが口を開いた・・・

貴)そんなに、ボクと戦いたいの？

総悟の攻撃を交わしながら近藤に聞いた・・・

沖)何、呑気に話してるんでィ(怒)

ビュンッ

総悟は、シェルに攻撃するが・・・

キィィン

鞘で防がれる

貴)その言葉、ボクにかすり傷一つでも付けてから言って。

沖)なめやがってッ！！(怒)

ヴゥゥン

総悟は、物凄いスピードでシェルに近付き、刀を振るう

つぅ―・・・

貴)ッ？！

沖)かすり傷が・・・何ですかィ(ニヤリ)

シェルの首から、少し血が出ている・・・

血を手で拭うと、シェルは刀を鞘にしまう

沖)何でィ、もう降参ですかィ？

貴)・・・。

沖)グッ！！

突然、総悟の腹部に痛みを感じた

貴)敵が、刀を鞘に納めたからといって気を緩めるからだ。

沖)テメェ、人の事言えねーだろ。その傷、油断してたから傷を負ったんだろうが。

貴)確かにそうかもしれないけど、ボクの本気はあんな物じゃない。

　始めから本気を出していたら、腕一本はボクが貰ってたよ。

沖)俺も本気出してねェでさァ。次にやる時は、その首貰いやす★

そんな会話の中・・・

近)思ってた以上に強いな。シェルちゃん、真選組に入って欲しいな。

土)実力でいったら確かに欲しい人材だ。だがシェルは女だ、入るのは無理だろうが。

近)そうだよね・・・。