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そしてやって来たのはおなじみ、某山頂の空き地。
既に到着していたらしい部長と副部長は、後から来た私を見るなりやれやれとため息をついた。
「全く、変なのに目付けられたねA」
「今回も苦労することになるかもですね」
「まぁ、確かに彼はめんどうですけど、思わぬ助っ人がいたのでその件は一旦収束しましたよ」
「ちがうちがう！会長の事じゃないよ！その助っ人のことだよ」
「きっくんさんですか？」
私の問いかけに、坂本さんはスマホを見てメッセージを読み上げる。
「"校内で貧血を訴える人が増えているそうです。対象は女子で、身体的な問題ではなさそうです。"って、ちなみにだけど、この件はもう数ヶ月も前からあったからね」
「え…そうだったんですか」
「君、まじで女友達いないんだな」
「うぐ…そ、それは今はいいですよ」
「むしろ最近は、この件が収まって来たところだったんです。それに気づいたのは俺も坂本さんも最近だったんですけど、その理由がこれです」
そう言って懐から西郷さんが取りだしたのは、例のあの張り紙だった。
血塗りの文字。復讐するは我にあり。その紙を見るとあの新聞部の忌々しい顔を思い出してしまう。
「それって…脅迫文じゃないですか」
「直接死人が出たわけでもないし、生憎海外物の怪異には俺らは下手に手出しできないから何も言わなかったんだよね。触らぬ神に祟りなし、って言うし。まぁ…神でもなければ、むしろれっきとした人間だったんだけど」
「ち、ちょっと、待ってください。その話、まさかですけど、きっくんさんって…………」
ぞわり、と背筋が震える。私が普通に接していて、なんなら明日も会う約束をしてしまった相手が、もしや。
「ああ、きっくんは"怪異"だよ」
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なーや(プロフ) - reoru(テイル)さん» コメントありがとうございます！Kさん推しなんですね…！同士の方とこうして出会えて感激です〜！次回作もぜひお願いします(*^^*) (2021年10月19日 21時) (
レス) id: 8296248943 (このIDを非表示/違反報告)
なーや(プロフ) - 管理人さん» コメントありがとうございます！前作から見て下さってるんですね…！とても嬉しいです！次回作もよろしくお願いします(*^^*) (2021年10月19日 21時) (レス) id: 8296248943 (このIDを非表示/違反報告)
reoru(テイル)(プロフ) - 完結おめでとうございます！推しだったので、死にかけ(尊死)ながら読んでました。次回作も死なないように頑張りますので、体調に気をつけて頑張ってください！ (2021年10月19日 15時) (レス) @page33 id: 4d94c0fd69 (このIDを非表示/違反報告)
管理人(プロフ) - なーやさん完結おめでとうございます！Fさんのから見ていますが、今回のもすごく良かったです！次回作も楽しみにしてます！ (2021年10月19日 7時) (レス) @page33 id: af5b844ff4 (このIDを非表示/違反報告)
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