【ab】..＊.°-ひらりるりら-°.＊.. (ページ6)

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前作と話が矛盾してますが、そこはスルーしてください……(^_^;)
校長室にきくあろペアが呼ばれたことをすっかり忘れて話を進めてしまったので……

＊.

それから、放課後。

生徒は各々部活動に勤しんでいる。そんな中、私は生徒会室にいた。

もうすぐ来る頃だろうと、時計を見た時、ちょうど扉がノックされた。返事をすると、意外な人物が先に顔を見せる。

k「しっつれーしまーす！」

あ「ほら、やっぱりもう来てた。」

『菊池くんが最初に来るなんて…少しびっくりしました。』

k「ぅえっ！？それどういうことよー！」

あ「日頃の行いだな。」

菊池くんと鬼くん。二人はれっきとした生徒会員。あと二人は、野崎くんと江尾野くん。
一番最初は野崎くんだとばっか思っていた。なんて言ったって、菊池くんは遅刻魔だからね。

二人が向かい側の席ついて、話し始める。

あ「何の話があるんだ？」

『ああ、じゃあ先に二人には話しておきますね。
実は、裏生徒会を決めることになったんです。』

k「裏生徒会？それ都市伝説か何かじゃなかったの？」

あ「で、どうやって決めるんだ？」

『それも今日決めようかと思っていたんです。どうやって決めたいですか？人数は4人なんですけど、裏生徒会ですし、あまり公には出来ないので生徒投票などは出来ませんが…』

うーん…と、三人で悩んでいると、不意に菊池くんが手を叩いた。

k「俺らで決めてもいい？西園寺さんは仕事沢山あるだろうから、俺とあろまとFBとえおえおで一人ずつ決めたらちょうど良くない？」

『いいかもしれませんね！でも、そうなると仕事丸投げになってしまいますが、大丈夫ですか？』

k「おう！まかs、」

あ「任せとけ。いつまでに決めておけばいいんだ？」

『期間は言われてませんが…早い方がいいかもしれません。今月中にはお願いできますか？』

あ「分かった。」

k「ちょ、あろまぁ！！」

そう菊池くんが声を上げた時。放送が鳴り、私が職員室へ呼び出された。

あ「他2人には俺が伝えておく。」

『あ…すみません。では、お願いします。』

鬼くんの気遣いに感謝して、私は生徒会室を去った。