第307話 ページ10
散)・・・ゴホッ!ゲホッ!・・・うぇっ!
むせる散花
そして・・・
憐)言わせるかってんだ!
あまり俺をナメてると、ひでぇ目にあうぞ?
ガキんちょが!
散)だ、誰がガキんちょだっ!
2人は喧嘩を始めてしまった
散)お前に言われたくねぇ!!
独身、変態、アホ、バカ、マヌケ!
それに・・・童てi
憐)そ、それだけは言うなぁぁぁ!!////
・・・はぁ。
バカバカしい
これだから男ってのは・・・。
A)・・・ねぇ。
憐・散)・・・?
A)あたし、神威のご飯作んなくちゃなんだけど。
散)・・・あっ!
じゃあ、俺もなんか手伝うよっ!!
A)うぅん!いいよ!!
自分でやるから!!
散)そっか・・・。
A)うん!
そう言って、
憐と散花に背を向けて歩き出した・・・その時。
憐)・・・なぁ。
A)・・・?
憐)よくよく考えたら・・・久しぶりだよな。
この3人で、こうやって集まったの・・・。
A)・・・っ!
散)・・・っ!
憐)なんか、懐かしいなっ!^^
散)・・・言わないでくれ。
憐)・・・えっ!?
散)昔のこととか、そういう話、いらないから。
A)・・・っ!?
散)思いだしたくねぇんだよ。
あの時のことは・・・もう・・・。
散花はそう言って、
どこかへ歩いていってしまった
A)散花・・・。
憐)・・・。
あたしの隣で、
憐は下を向いて壁に寄り掛かっていた
A)だから言ったでしょ・・・。
憐)・・・?
A)あたしたち、いつからこんな風に・・・変わっちゃったの!?
憐)・・・A。
A)あの頃に戻りたいよっ!
みんな笑顔で仲良しで、毎日が楽しくて・・・あの頃に戻って、
もう一度、やり直したいっ!!
目から涙があふれ、
頬を伝っていくのが分かった
憐)俺も・・・同じだ。
A)・・・っ!
憐)もう一回やり直して、
今度こそは
母ちゃんや父ちゃんを、自分の手で護りたい!
・・・でも、
もしそれができてしまったら・・・
俺、Aと出会えなかったと思うんだ・・・。
A)・・・。
憐)だから俺は、
別にこのままだってかまわない。
Aと一緒にいられれば・・・それで。
憐はそう言って、
あたしに手のひらを見せた
そして、
その大きな手のひらには、
1つの四つ葉のクローバーが
ちょこんと乗っていた
・
憐)あん時の・・・おかえしだ^^
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革ベルト
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然 - 本能シリーズ久々に読みたくなってきちゃいました。時代が変わってもなお読み進めてしまうのと、最終回がないこの銀魂らしさといいますか。。2021年になっても応援してます。できれば最後の最後まで見届けることができたらと思います。更新楽しみにしてます。 (2021年7月6日 0時) (レス) id: f0e687d64b (このIDを非表示/違反報告)
◆苺飴◆(プロフ) - 神美さん» コメありがとうございます!頑張ります!!(灬´ ω `灬) (2014年11月12日 20時) (レス) id: 6bcac12ade (このIDを非表示/違反報告)
神美 - 更新待ってました!苺飴さんこれからも頑張ってください!応援してます(^ω^) (2014年11月12日 20時) (レス) id: ae3cdd8c9b (このIDを非表示/違反報告)
◆苺飴◆(プロフ) - a6さん» 返信すごく遅くなってごめんなさい!ちゃんと覚えてるよ!! (2014年8月23日 21時) (レス) id: 92b6edfb6c (このIDを非表示/違反報告)
◆苺飴◆(プロフ) - 優凛さん» 返信遅くなってごめんなさい!今でもちゃんと覚えてるよ!!応援ありがとう!頑張ります!! (2014年8月23日 21時) (レス) id: 92b6edfb6c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2012年8月19日 22時