No,36 ページ37
ジン視点
僕が部屋に入った時、Aはベッドの上で無防備な寝姿をさらしていた。
僕は、彼女の横に座り、優しく腕を回して抱きしめる。
ジン 「久しぶり。
ずっと会いたかった……A。」
彼女は眠りながらも、少し微笑んだような気がした。
しばらくして、執事が部屋の戸を開ける。
執事 「お坊ちゃま、お嬢様、お食事の時間でぇっわぁっ!?」
急いで戸を閉める執事。
……変な声を出してしまったのも無理はない。
部屋の中では、彼の敬愛する少年が、昔の主である少女を抱きしめる形で眠っていたのだから。
部屋の前で大きく深呼吸をし、落ち着きを取り戻す。
そして、部屋の外から大声で叫ぶ。
執事 「お坊ちゃま、お嬢様、お食事の時間でぇーす!!!」
部屋の中では、飛び起きる気配。
そして、少年のものであろう、少女を呼ぶ声がする。
ほどなく、2人が出てくる。
少年の頬に、少女の髪飾りの跡がついていたのは……ご愛嬌といったところだろうか。
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リンリン - 更新fight!期待してますよ〜♪ (2015年4月25日 18時) (レス) id: 3eaff806b7 (このIDを非表示/違反報告)
菜那香 - ひさしぶりにやってきた笑更新してくださいな笑頑張ってね☆ (2015年1月6日 1時) (レス) id: e7e740896e (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃☆lapislazuli(プロフ) - 菜那香さんも、きっとセンスあると思うな!頑張ってね☆ (2014年4月7日 23時) (レス) id: de0ed353e6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃☆lapislazuli(プロフ) - ありがとう☆面白かったかな? (2014年4月7日 23時) (レス) id: de0ed353e6 (このIDを非表示/違反報告)
菜那香 - やっぱ瑠璃はセンスあるわ〜 うちなんかないもん(泣) (2014年4月7日 23時) (レス) id: 2ec20626aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃☆lapis lazuli | 作成日時:2013年1月16日 17時