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その後、プルソンによる男子のプライバシー暴露大会が始まりその場には数々の亡骸()が死屍累々と転がるハメになるが、リードの今日聞いたことは一旦忘れよう、という提案でやっと落ち着きを取り戻した
ジャズ「しかしさすがピクシー、圧巻の肺活量!」
サブロ「悪魔は見かけによらぬな…」
リード「位階は”2”だけど!プルソンの実力なら音楽祭でも絶対活躍できるよね!」
ソイ「その件だけど、僕が音楽祭に出るには…2つ条件がある…」
ジャズ「えっ、条件?」
ソイ「協力するのは音だけ、僕は姿を現さない
そして演奏しているのが僕だと明かさない
この条件が呑めるのなら僕は音楽祭に出るよ」
プルソンがそう言い放つとその場に静寂が訪れる
その雰囲気に(タイミングま〜ちがえた〜〜〜)と内心荒ぶり散らかすプルソン
がっかりさせてしまったかもしれないと思い、クラスメイト達に視線を向けると
入間「みんなっそんな顔しないで!!
わくわくするのは分かるけど!!」
さぞ落胆しているのだろうと思ったクラスメイト達はにまぁ〜と顔に笑みを浮かべていた
リード「いや〜だってさぁ、そんな条件出されると…逆に燃えてきちゃうじゃん?」
クロニカ「逆境の時こそヘラヘラ笑うのが私達だぜ?俄然やる気出てきちゃったよね」
ジャズ「姿見せずに4に昇給か──
なぁプルソン…
全員
入間「優勝して!4に上がろう!プルソンくんも一緒に!!」
クロニカ「今度は君も舞台に上がる番だぜ、プルソンくん」
こちらに向かって言葉を投げかける3人に目を見開くプルソン
だがその場に似付かない怒号が静寂を引き裂いた
「コラーッ!だれだッ勝手に花見してる奴ら!!」
リード「わッヤベっ、先生だ!」
クロニカ「にーげろー」
ジャズ「その十傑集走りは家入クロニカさん!?」
ソイ(なんて非常識なクラスなんだ…だけど…でも…)
クロニカ「音楽祭!暴れようぜ!
14人で!!」
「「「おぉ!!」」」
問題児なクラスメイトと共に、プルソン・ソイはその場を逃げ出したのだった
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かもしか(プロフ) - メグミさん» おお…!メグミさん、ありがとうございます!励みになります! (12月12日 19時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - 面白過ぎて一気見て来ました!更新をのんびり気ままに待ってます! (12月11日 18時) (レス) @page19 id: eda99f50ca (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます〜!のんびりやっていこうと思います! (11月26日 14時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 更新はゆっくりでいいですよ。 (11月20日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かもしか | 作成日時:2023年11月5日 15時