歴史様が参ります！5

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ｵﾁｮ「はあっ 報告…します悪魔学校(バビルス)1年生のうち…元祖返りの傾向が近いのは数名… はあっ


中でも……ゴホッ 問題児(アブノーマル)クラスの者はかなり…素質があるかと…」




ﾊﾞｰﾙ「で？

そのザマはなんだ？オチョ…」



血を吐きながらボロボロの姿で報告をするオチョ


その眼前には椅子に座って足を組んでいるバール





時間は少し遡る…





ｵﾁｮ「いや〜欲しかったデータもとれたし、楽しかったな〜収穫祭♡」



スキップをしながらルンルンで森の中を歩くオチョ

ココを利用したことで2番信仰としての愉悦も味わえたことでご機嫌である



ｵﾁｮ「さあ早くバール様のもとへ帰らねば！
手土産の情報は万端！！楽勝楽勝〜♪」



「何が？」



ｵﾁｮ「ッうぐ！？」



突如背後からの奇襲を受け、オチョはその場に転がる
軋む身体に鞭打って顔を上げると驚愕に目を見開く



ｵﾁｮ「ロノウェ…先輩、なぜここに」


ﾛﾉｳｪ「今更念子を被っても遅い！
お前が生徒として収穫祭に潜り込んでいた事はクロニカと端末全員が把握しているロノウェ！」


ｵﾁｮ(バカなッ
認識を阻害する最高位の隠密魔術をかけてもらっているのに…ッ

いや、待て！
なぜクロニカとコイツは最初から私の姿を認識できた！？
なぜそれを疑問にさえ思わなかった？)


ﾛﾉｳｪ「そう怯えた顔をせずとも別に取って食おうというわけではない！
ただ幾つか伝えておこうと思っただけだ！」



ｵﾁｮ「…キミがいったい私になんの用があるというんです」



ﾛﾉｳｪ「１つ！僕は教師達には内密でここに来たため、お前の事を報告するつもりはないということ！


２つ！後々オロバス・ココの消去された記憶は戻させてもらう！
いずれお前に仕返しに行くだろうから、せいぜい首を洗って待っているといい！」



それを信用しろとでもいうのかという内容だ
それをこともなげに言ってくるロミエールにオチョは戦慄する



ﾛﾉｳｪ「そして３つめ！クロニカからの手紙をそちらのボスに渡しておいてくれたまえ！ちなみに拒否権は無いぞ！」


ｵﾁｮ「……承りました」



ロミエールの家系能力”注目(カリスマ)”を知っているため、教師を呼ばれることを警戒したオチョは迂闊な事は言えないと大人しく手紙を受け取る




ﾛﾉｳｪ「そして、最後に4つめ！」

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