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カルエゴ「…さて、貴様がなぜ呼ばれたのか
その理由は理解しているな?オロバス・ココ」
オロバス「…はい」
打ち上げ終了後、ココは収穫祭での話を聞くためにカルエゴに呼び出されていた
周囲には生徒会の面々、バラム、ムルムル、マルバスが付いている
オロバス「話を…とは言われても
入間くん達に告げた通り、私自身の記憶が曖昧で…ご期待に沿えられるかどうかは…」
カルエゴ「…………」
バラム「うん、彼の言葉に嘘はないよ」
カルエゴ「…成る程、それは分かった だが
なぜ貴様も付いてきているクロニカ!?」
ココの隣に付いてきていたクロニカにカルエゴの悲痛な叫びが飛ぶ
と、それにセコム達が真っ先に反応する
マルバス「いいじゃないですか別に!」
ジョニー「この場にクロニカがいたら何か都合が悪いんですか!?」
ロノウェ「うちの子に文句がおありかね!?」
オロバス「クロニカ差別ですか!?」
カルエゴ「過保護共は黙っていろ!話が進まんわ!
そうではなく、ここにいる理由を訊いているんだ私は!!」
ムルムル(これがクロニカちゃんの
ムルムルは騎士が思ってたのと違うあまりに現実逃避をしていた
クロニカ「例の侵入者の件ですよね?だったら私とロミエールが奴と接触しています」
オロバス「で、では私が誰かと行動していたのはやはり…!」
クロニカ「うん、事実だよ
しかし、ちゃんと記憶を抹消できていない所を見るに相当焦っていたんだろうね」
あの時オチョは早くしなければクロニカとロミエールが戻ってくるかもしれない、と焦って記憶消去を行った
粗が残ったのはそのせいだろう
カルエゴ「その際、貴様らは侵入者の顔を見たか?」
クロニカ「見ました …が、どんな顔だったかは分かりませんでした」
バラム(…!)
ここでバラムの
クロニカが隠したということは『そういうこと』だと判断し、カルエゴには本当のことだと告げる
クロニカ「おそらく、自身の顔を他の悪魔が認識できないよう隠密魔術を掛けていたと考えられます
私とロミエールが存在しか感知できなかったとあれば、かなり高位の魔術でしょうね」
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かもしか(プロフ) - メグミさん» おお…!メグミさん、ありがとうございます!励みになります! (12月12日 19時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - 面白過ぎて一気見て来ました!更新をのんびり気ままに待ってます! (12月11日 18時) (レス) @page19 id: eda99f50ca (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます〜!のんびりやっていこうと思います! (11月26日 14時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 更新はゆっくりでいいですよ。 (11月20日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かもしか | 作成日時:2023年11月5日 15時