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アメリ「さあっ 皆の者!!打ち上げだあ!!」
アメリの声で打ち上げが始まる
打ち上げは無礼講
そこでは各々が交流し、健闘を讃え合いお互いを労い合う
「おお〜すごい人混み」
「見ろ!あそこ!!若王だよ!」
「おおっ あれが若王イルマ&リード!!」
仕事の合間にどれどれ…と覗いたシェフ達の目に飛び込んできたのは
椅子にのってふんぞりかえるリード
クララとアスモデウスを側に控えたイルマの姿だった
((どれが若王…?))
リード「って、ちょっと!イルマくん!!
その…なんなのこの布陣は!?なんで4人!?」
入間「うん…実はね…」
収穫祭にて魔界で生きていくことを決めた入間
仲の良いオトモダチである2人から離れがたくなってしまったらしい
それが嬉しくてテンションが上がる2人
リードが自分も若王であることをツッコむと、何故かアズにキレられる始末である
ジャズ「まぁ威厳はないわな〜 なにこの髪型」
リード「!?」
そうしているとジャズがやってきてリードの髪をワシャワシャと崩し始める
ジャズ「てかクロニカ知らない?ついでにロミー先輩もいないんだけど2人で抜け出したりとかしてないよな?」
アズ「クロニカ様ならオロバスのところに行ってくると仰っていたが」
リード「まっていつ聞いたのそれ!?」
アズ「打ち上げ会場に入る前だが」
リード「キイイイまたこのパターンか!!僕が若王なのにあまりにもあんまりでは!?」
アズ「ならばクロニカ様がその事をお伝えした際、貴様等はどうする」
10秒程の思考中…
リード「泣きついて羽交い締めにしますけど?」
ジャズ「大の男が床に転がって駄々こねますけど?」
アズ「つまりそういうことだバカ者!」
しれっとした顔でのたまう2人にアスモデウスの鋭いツッコミが飛んだ
アズ「特にシャックス!貴様は入間様を見習ってもっと若王としての自覚をだな…!」
リード「何さ!見なよこの威厳溢れる佇まい!」
アズ「威厳?どの辺りだ?」
ジャズ「そこになければないですね」
リード「2人まとめて今ここで戦るか?ん?」バチバチ
入間「さ、3人とも落ち着いて…!」
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かもしか(プロフ) - メグミさん» おお…!メグミさん、ありがとうございます!励みになります! (12月12日 19時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - 面白過ぎて一気見て来ました!更新をのんびり気ままに待ってます! (12月11日 18時) (レス) @page19 id: eda99f50ca (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます〜!のんびりやっていこうと思います! (11月26日 14時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 更新はゆっくりでいいですよ。 (11月20日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かもしか | 作成日時:2023年11月5日 15時