歴史様が参ります！5

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ｻﾘﾊﾞﾝ「それではこれより
収穫祭表彰式を始めます！！

優勝者

イルマ
シャックス・リード

前へ！！」



若王のマントと王冠を身につけた入間とリードが前に出る



ｻﾘﾊﾞﾝ「この度の収穫祭において
折れぬ精神力と類い稀なる行動力で見事10万Pを収穫し、”伝説のリーフ”を咲かせたことは偉大な功績である
以上を加味し、イルマ リード双方を…

位階”4(ダレス)”に昇給とする！！」


「すげぇっ」
「”4(ダレス)”だ！！」
「若王ー！！」



湧き上がる歓声に2人は手を振りかえす
その中にクロニカの姿を見つけると、リードは満面の笑みを向けてさらに激しく手を振る



ｶﾙｴｺﾞ「では続いて、成績上位者の位階発表にうつる

まず第３位オロバス・ココ ”3(ギメル)”に昇級
お前には後で聞くことがある、いいな？」

ｵﾛﾊﾞｽ「！ はい」



聞きたいことというのはオチョのことだろう
だが『今の』オロバスは何も覚えていないのだから、彼一人の話を聞いたところでなんの情報も出てこない



ｸﾛﾆｶ「その時は私も一緒に行くよ
ココはただ聞かれたことに答えればいいだけさ」

ｵﾛﾊﾞｽ「あ、ああ…そうだな」



「すげー オロバス”3”かよ！」

ﾜﾙﾌﾞ「次は3の男か…」

ｵﾛﾊﾞｽ「それはいやだ」


ｸﾛﾆｶ「大丈夫だよ、学年が上がる頃には”4”か”5(へー)”には上がっているから」


ｵﾛﾊﾞｽ「待ってくれ、何があったらそのタイミングで位階が上がるんだ」


ｸﾛﾆｶ「うふふ」



４位のサブノック、5位のドロドロ兄弟、拠点を築いて他生徒の救助を行ったアガレスとゴエモン、魔獣を使役し王国を築いたケロリとカムイは”3”に昇級

共闘し実力を存分に発揮したエリザベッタは”2”に昇級となった


なお、クロニカとロミエールは例に漏れず位階昇級者には該当しない



ｻﾘﾊﾞﾝ「位階昇給者は……以上11名！！
多大な活躍をおさめた悪魔たちに喝采をーー！！」



生徒たちの歓声を最後に、収穫祭表彰式は閉会される

問題児たちにはそれぞれの講師が駆け寄り、労いの言葉(一部煽り)をかける



ﾘｰﾄﾞ「あっれぇ〜 ロビン先生どこいったの〜！？
ちょっとー、弟子が優勝しましたがーっ！！」


入間「バチコ師匠も…」


ﾊﾞﾁｺ「ッせーーーい！！」


ｸﾛﾆｶ「おりゃっ」


入間「わッ」

ﾘｰﾄﾞ「うおッ」

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