歴史様が参ります！4

156 ページ9

入間「チェルーシル！！」



入間の詠唱でウォルターパークのマスコットキャラの姿と化したアリクレッド


バクンという音と共に魔獣を光線ごと飲み込むと、魔力を吸い尽くされた魔獣は小さなトカゲのようになって地面に転がった



入間「ごちそうさま…でしたっ…」



ｱｽﾞ「イルマ様ッ！！！クロニカ様ッ！！！」



3人の無事を確認したアスモデウス達がこちらに駆け寄ってくる
特に無茶をしすぎた入間は質問攻めに合っていた



ｸﾛﾆｶ「ロミー先輩、やったじゃないか
君があそこで動かなかったら甚大な数の犠牲者が出ていた」


ﾛﾉｳｪ「ロロロ…
とはいえ流石に死を覚悟したロノウェ…！2度と御免被る……と言いたいところだが…そうだな」



何かを決心したようにクロニカを見るロノウェ



ﾛﾉｳｪ「うむ！僕は決めたぞ！後でレジェンダディにも話をつけておかなくては！！」

ｸﾛﾆｶ「えっ何を？」

ﾛﾉｳｪ「まあまあ、楽しみにしておくといいぞ！」



──────



入間「え〜〜〜と、みんなと無事合流できたし
みんなボロボロで遊園地も(ウォルターパーク)大変だから、そろそろおいとま…



って…雰囲気じゃないね…」



クロニカたちは遊園地を救った英雄として、パレード用の乗り物に乗ってパレードに参加していた



入間「いっいいのかな、遊園地が(ウォルターパーク)襲われたすぐ後なのにパレードなんて…」


ｸﾛﾆｶ「いいんじゃない？危機は去ったんだし」



ﾛﾉｳｪ「その通り！
んすぐ後だからこそ！！今を楽しむのだ！！」

「いつでもどこでも楽しめる！！これぞ『遊園地』(ウォルターパーク)よのぉ！」


ｸﾛﾆｶ「びっくりするほどおんなじ顔だあ」



ロノウェの父であるロノウェ・ローズベルトを見た率直な感想を述べるクロニカ



ﾛｰｽﾞ「それに君たちは超〜VIPなのだよ！！

この度は我が遊園地を(ウォルターパーク)救ってくれて本当にありがとう！！
あっ、レジェンダディです

ロミエールから話は聞いている！魔獣討伐お見事だ！！深く深く感謝するよ！！
先生方にも後々ご挨拶するとして、リーダーは誰かね？」



その言葉に一斉に入間を指す問題児達と、クロニカをズズイと前に出すジャリード＆ロミエール

ローズベルトは入間を横に抱え、ロミエールはクロニカに手を差し出して乗り物の先頭部分に立つ

ちなみにこの時ジャリードはハンカチを噛んでいた()

157→←155

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す