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ボコッ
バチッ ボボコ… ベココッ
倒れたはずの魔獣の身体が不穏な音を立てて発光し始める
ｱﾒﾘ「ッまだ生きて…ッ」
ﾊﾞﾗﾑ「いやっ、これは…っ体中の魔力を凝縮している…！
自滅覚悟で全て吐き出すつもりだ！！」
ｶﾙｴｺﾞ「アガレス！！」
危険を察知したカルエゴがアガレスに指示を出して地面に巨大な穴を開けさせる
ｶﾙｴｺﾞ「入れ！！光線は地上を焼きつくす！！地面より下にいれば被害は最小限だ…ッ！」
入間「あの量の魔力が放出されたら…」
ｵﾍﾟﾗ「恐らく
ｱｽﾞ「待ってください、あの方向は…ッ
射程範囲に避難所が…ッ」
ﾛﾉｳｪ「な…」
アメリ、アスモデウス、サブノックが戦闘体勢に入るが、攻撃をすれば誘爆してしまうためなす術がない
ロノウェはチラとクロニカを見て何かを耳打ちした
彼の手は震えており、恐怖を抑えられていないのが見てわかる
ｸﾛﾆｶ「君の覚悟、しかと受け取った
本当にいいんだね？」
ﾛﾉｳｪ「こ、ここ、これは僕にしかできない…！君を巻き込んでしまうことは心苦しいが…」
ｸﾛﾆｶ「私のことは気に病まなくていいんだ
一緒に行こう、私が君を支える」
クロニカがロノウェの手を握った瞬間、2人の姿はその場から消える
ｶﾙｴｺﾞ「ッ、おい！！クロニカとロノウェはどうした！！」
入間「えッ、そんな、2人とも…いない！？」
ﾛﾉｳｪ「いい加減にせんか、このアホ害獣がーーッ！！！」
急に消えた2人に焦る入間達だが、突如響き渡った怒声に全員が視線を向ける
そこには怒りの表情で魔獣を睨むロノウェと側で彼を支えるクロニカが佇んでいた
ﾛﾉｳｪ「よくもっ、よくも 我がレジェンダディの作りし最高の
さらに民までも傷つけようというのか！！ふっ、不届き者め」
ｸﾛﾆｶ(そうだ、そうだった…)
足はガクガクと震えている、だがその目は真っ直ぐと憎き魔獣を睨み付ける
ｸﾛﾆｶ(私がロノウェ・ロミエールを好きになったきっかけは…これだった)
『悪魔は自分とは関係ない他者への情がひどく薄い』
ウォルタースタッフ達だって窮地に陥っている子供達を見捨てていたのに、彼は”民”を傷付ける
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素無異 彩(プロフ) - ありがとうございます！ (8月14日 13時) (
レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - 素無異 彩さん» 素無異さんはじめまして！励みになります、ありがとうございます〜！収穫祭編でちょくちょくマルバス先生出せたらな〜、と思います！ (8月14日 12時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
素無異 彩(プロフ) - はじめまして！急ですがマルバス先生にも出番をあげてください！この作品大好きです！更新待ってます！！ (8月8日 10時) (レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます！書きたかったウォルターパーク編が書けてホッとしております！これからもご期待くださいませ！ (6月19日 0時) (レス) @page9 id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます！ (6月13日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かもしか | 作成日時：2023年6月11日 20時
