歴史様が参ります！4

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入間達の方へ向かったであろう魔獣を追いかけていくと、そこには合体した姿の魔獣と



ｸﾛﾆｶ「なんかカルエゴ先生がモフモフしてる…」

ｶﾙｴｺﾞ「やかましい！どさくさに紛れて触るな！
だがいいタイミングだ、お前も加われ」


ｸﾛﾆｶ「いいですよ
なんですかあのキメラ魔獣は」

ﾊﾞﾗﾑ「了承と疑問の順番逆じゃない？」

ｵﾍﾟﾗ「入間様たちはうしろへ」

入間「はい！」



入間達を後ろへ下げ、クロニカ、バラム、オペラ、カルエゴが前に出る



ｱｽﾞ「しかし…相手は四体の合成魔獣…
あの4名ともいえども死闘は必死！！」

ｻﾌﾞﾛ「この戦い…ッ、長くなるぞ…ッ」

ﾛﾉｳｪ「いやあ…おそらく一瞬で終わるロノウェ」

ｱｽﾞ・ｻﾌﾞ「「は？」」



苦笑いでクロニカを見つめるロノウェに「何を言ってるんだこいつは」というような声を発する2人



ｵﾍﾟﾗ「怒りの…」
ｶﾙｴｺﾞ「ケルベロ…」
ﾊﾞﾗﾑ「成長樹(ニギウル)…」
ｸﾛﾆｶ「grip &(ぎゅっとして)…」



「蹴(キック)」
「爪(ビュート)」
「締(ハグ)」
「brake down(どかーん)」



(しゅっ…… 瞬ッ殺…ッ！！！)



ロノウェが言ったとおり、各々が渾身の1発を叩き込んだだけで合成魔獣はその巨体を地に沈めた
見ていた連中は唖然とし、当のロノウェはどこから出したのかペンライトを振っていた

動かなくなった魔獣を見て入間が安堵の声を上げる



入間「でも、これでやっと… やっと…！」




──────



ｳｴﾄﾄ「魔獣が全滅…？」


ｱﾄﾘ(そ〜〜〜れ見たことか)



報告を側で聞いていたアトリは遠い目をしながら天を仰いだ



ｱﾄﾘ「んお〜い、ヤベ〜んじゃねぇ〜の？
計画では遊園地(ウォルターパーク)をメチャクチャにしなきゃ(・・・・)なんだろ〜う？」


ｳｴﾄﾄ「計画を少し早める、あとは問題ない」


ｱﾄﾘ「いいのぉ〜？上(んえ)は〜？」


ｳｴﾄﾄ「ああ

意地の悪い僕らの魔力で育った魔獣(こども)なんだぞ…
最後こそ、もうひとあがき(・・・・・)するさ…」



ｱﾄﾘ「……さすがだぞ！ 魔獣の ことを バッチリ 理解 しているんだな！」


ｳｴﾄﾄ「お前今日どうした？」

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