歴史様が参ります！4

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【収穫祭2日目】



ｽｰｼﾞｰ「おっはようございまーす！！


新しい朝ですよ〜！！


ふいっ♪ 本日も〜助け合い！仲良く楽しい収穫をしましょう〜！」



スージーの爆音放送で起床する生徒たち
収穫祭2日目はおおよそ2種類に分けられる




「ゔゔっ、あんまねられなかった…」




体力が削られすでにヘトヘトな生徒と




ｸﾛﾆｶ「おはよ、ロミー♡」

ﾛﾉｳｪ「うむ！いい朝だな、クロニカ♡」




すこぶる元気な生徒



余談だがこの2人、ロミエールの”保護繭(グラン・ココン)”で一晩中寄り添って眠っていた

消費した魔力はクロニカが補充しているので本人はピンピンしているが、そもそも寝ながら魔術を維持していたことの方が規格外である


ちなみにロミエールの”保護繭”は薔薇の花と茨で包まれるタイプだ



ｸﾛﾆｶ「真夜中に男女2人…何も起きないはずもなく…」


ﾛﾉｳｪ「おっと誤解を生む発言は控えるロノウェ！何度か敵襲があっただけだからな！」


ｸﾛﾆｶ「まあ冗談はさておき、２日目は収穫祭の中でも激戦日だ

今日、問題児クラスのチームが一つ消えるぜ」


ﾛﾉｳｪ「ほう？それは誰か聞いても？」


ｸﾛﾆｶ「…ジャズだよ、幻覚で嵌められて暴力行為で失格だ」


ﾛﾉｳｪ「ハア？端末が何をまんまと引っかかってるロノウェ！」


ｸﾛﾆｶ「まあそう言いなさんな
彼には申し訳ないけどジャズの脱落はこの先の流れに必要だ
見捨てることになって心苦しいが、ここは端末としての責務を果たしてもらうことにしよう」


ﾛﾉｳｪ「まあ、仕方ないな！ちなみに本日のご予定は？」


ｸﾛﾆｶ「んー、カメラ映像の確認しながらリアルファイトでいいでしょ あ、そこウサギ」


ﾛﾉｳｪ「おや危ない」



暴飲暴食ウサギをよそ見しながら足蹴にし、着々と魔獣を借りながら進んでいく




──────



一方その頃



ﾛｯｸ「よぉ、ぼうず」

ｼﾞｬｽﾞ「な゛ッん゛！？なんでアンタがここに！？なにやってんだよッ！！」


ﾛｯｸB「なんだようるせーなー」


ｼﾞｬｽﾞ「！！？」



アロケルと移動中、突如兄であるロックの集団に囲まれるジャズ
これは幻覚だと理解したものの、動揺は隠せない
なんとか落ち着こうとするが…



ｼﾞｬｽﾞ(クロニカの端末がこんなことで動揺してどうする！！へっ、平常心で…冷静…)

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