歴史様が参ります！4

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ﾘｰﾄﾞ「クロニカッ！！！」

ｸﾛﾆｶ「ぐえっ勢いがすごい」


ﾘｰﾄﾞ「僕っ…僕がんばったよォ…！姐さんの誘惑に負けずに…クロニカのこと裏切らずにィ…！」

入間「リッ、リードくん！？クロニカが上半身見えなくなってるけど大丈夫！？」

ﾛﾉｳｪ「大丈夫じゃない問題ロノウェ！」

ﾘｰﾄﾞ「略して大問題ロノウェ」

ﾛﾉｳｪ「うわあ！急に冷静になるな！」



クロニカを視認した瞬間のリードの動きは稲妻のごとく早かった


クロニカにべったり貼り付いていたので、最初は引き剥がそうとしたロミエールも最終的に放置という措置を取った



ｸﾛﾆｶ「さっき2人から話は聞いたぜ、私は鼻が高いよ
サバトに勝手に参加しやがったあの時から成長したね」

ﾘｰﾄﾞ「その節は誠に申し訳ございませんでした謹んでお詫び申し上げます」

入間「流れるように土下座！？」


ｸﾛﾆｶ「よし、用事も終わったことだし私達もそろそろ移動するかな」


ﾘｰﾄﾞ「生存確認だけ！？2人も一緒に夜を越してくれないの！？」


ｸﾛﾆｶ「…君、私達が狙われやすいの忘れてないかい」


ﾘｰﾄﾞ「あっ(察し)」


ﾛﾉｳｪ「今ここで”注目(カリスマ)”を発動してやろうか！」


ﾘｰﾄﾞ「それは本当にやめろください！」



リードは未練タラタラだが、2人を見送ることにした

クロニカが去り際に一言



ｸﾛﾆｶ「あ、それとリード

コレ、貰っていくからね♡」



ﾘｰﾄﾞ「………………はい？」

入間「えっ？」



クロニカとロミエールの手にはそれぞれ小袋が握られている
2人とも悪い顔である



ﾘｰﾄﾞ「アッ、アレェ！？服の中に隠しておいた食材が無いんだけど！？あっ保険の保険まで無い！？
あっこらそこ止まりなさい！」


ﾛﾉｳｪ「おっと僕だけ狙うのはやめるロノウェ！」


ﾘｰﾄﾞ「うぎいいいいいぃぃ！！」


ｸﾛﾆｶ「ウギってる！」


ﾛﾉｳｪ「わははは逃げろ！オフ・ウィズ・ユア・ヘッド(物理)されるぞー！」



悔しそうなリードがロミエールに向かってクワルツ・クワルツで出したナイフを複数投げまくるが、全て尾で弾かれて終わった

完全に巻き込まれの入間は終始あわあわしていた

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