歴史様が参ります！4

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ﾀﾞﾘ「や〜肌寒くなってきたし、こんな日は鍋！ですねぇ〜」


ｽｰｼﾞｰ「ふぃ〜

この時期の食物は栄養もたっぷりで、食欲も刺激されますねぇ」


ﾀﾞﾘ「ん〜〜おいしい！
これはぜひ生徒たちにも食べさせたい！」


ｽｰｼﾞｰ「あらっいいですね！じゃあ…獲ってきてもらいましょうか


自力で」




1年生最終実技 収穫祭！！


弱肉強食の魔界において、食物の確保が最優先！！

悪魔としての狩猟本能をよびおこし
生を食らう姿こそ美しい！！



ダリとスージーのいつもの寸劇の後に収穫祭の説明をされる


4つある入り口前に生徒達は集合する



そんな中、放送師団のワルブが集めたデータに基づき、注目されている悪魔を述べていく



位階”3”

最も近づいてはならない1年生 ナフラ


最も掟破りな1年生(留年)

アンドロアレフス・イチロ
アンドロアレフス・ニロ


そして…


「君たち
少々静かにしてくれないか、本人集中したい」


ﾜﾙﾌﾞ「え〜と、ごっごめんよ」


「正しい謝罪だ、許そう」


ﾜﾙﾌﾞ「彼も優勝候補だ


”オロバス”」


「あっ！！知ってる！いっつも2位の男！！」



いつも言われることだが、2位という言葉にスンッと死んだ目になるオロバス



ﾜﾙﾌﾞ「でもやっぱり…実技1位(アスモデウス)と筆記1位(アロケル)に加えてあのクロニカちゃんもいるんだし、1番の期待株は問題児クラスだよな！

わッ！！！何！？何！？」


「あ〜、問題児クラスに思うところあるのかな」



その言葉の直後にブォン！と凄まじい勢いでこちらを振り返る4人にワルブは悲鳴をあげる



「でもさ〜、な〜んかほんわかしてるよな〜あいつら」

「自由で気ままだよね〜」

「僕らでも勝てそうな雰囲気あるよね！」

「あ、わかるー」



数名がナメた発言をかましていると1人がこちらにくる気配に気付く



「おっ！噂をすれば、問題児クラスじゃね？」

「お〜い！！問題児ども〜
今回は負けな…い…ぞ……っ」



彼らの前に現れたのは
いつものようなほんわかとした雰囲気ではなく、ボロボロの姿で剣呑な眼差しの問題児達であった

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