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マルバスの発言全てが的を射ており、ぐっと奥歯を噛み締めるロミエール
ﾏﾙﾊﾞｽ「クロニカは僕達の意思を尊重してくれるから、無理やり飲ませるようなことはしないけど…だからといって彼女の優しさに甘えるな
それじゃ君はいつまで経っても…」
ﾛﾉｳｪ「いや、もういい充分だ」
唐突にマルバスの話を遮るロミエール
そして徐に光球を取り出すとぐっと一飲みにした
ﾛﾉｳｪ「……ッふ…！」
飲んだ瞬間に記憶が流れ込んでくる
ああそうだ、あれもこれも全て奴等に消されていた…！
いとも容易く内部に入り込み、遊園地をめちゃくちゃにした奴等のことを彼は全て思い出した
何よりも腹立たしいのは、最後まで自分の隣で人畜無害そうな顔をしていたあの悪魔だ
ﾛﾉｳｪ「…”
自分でも驚くような地を這うような声が出ているのを感じる
ﾛﾉｳｪ「ウエトト…！
あんっっっの野郎ォオオ！！！！！！」
ﾏﾙﾊﾞｽ「えっ」
怒りの咆哮と共に近くにあった巨大な岩が砕け散った
重力支配を拳に纏わせたとはいえ、ただの右ストレートでだ
ﾏﾙﾊﾞｽ「…ッ(高位魔術！？端末になったばかりの彼が、この短期間で…)」
ﾛﾉｳｪ「ああ…全て思い出したとも！あれこれウダウダグダグダ考えずに、さっさと飲めばよかった！
発破をかけてくれたマルバス教諭には感謝の言葉もない！！」
振り向いたロミエールは笑ってはいるが、怒りと憎悪が宿った瞳をしていた
正に元祖返りの名が似合う表情にマルバスは息を呑む
ﾛﾉｳｪ「さあ始めるロノウェ！今の僕ならばクロニカの『期待』に必ずや応えられる！」
ﾏﾙﾊﾞｽ「想像以上にやる気を出してくれてなによりだけど…
あくまで『やる気になっただけ』だ、そう簡単にいくと思わないことだね」
────────
一方その頃
ｸﾛﾆｶ「い〜や〜 2人共
ボロクソにやられたねえ乙でーす」
ｼﾞｬｽﾞ「ウワアアアアアアクロニカアアアア」
ｸﾛﾆｶ「煽られたのに聞いてないよこの子
こらこら公衆の面前で匂いを嗅ぐな吸うな」
ｱﾛｹﾙ「コレが噂に聞くクロニカ吸い…」
ｸﾛﾆｶ「私は聞いてないよナニソレ」
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素無異 彩(プロフ) - ありがとうございます！ (8月14日 13時) (
レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - 素無異 彩さん» 素無異さんはじめまして！励みになります、ありがとうございます〜！収穫祭編でちょくちょくマルバス先生出せたらな〜、と思います！ (8月14日 12時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
素無異 彩(プロフ) - はじめまして！急ですがマルバス先生にも出番をあげてください！この作品大好きです！更新待ってます！！ (8月8日 10時) (レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます！書きたかったウォルターパーク編が書けてホッとしております！これからもご期待くださいませ！ (6月19日 0時) (レス) @page9 id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます！ (6月13日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かもしか | 作成日時：2023年6月11日 20時
