177 ページ30
モモノキ「えー…授業は以上、よく復習しておくように…
とくに!!そこのキミたち!!話きいてる!?」
特別講師による指導が決まった問題児達
授業中も心ここに在らずといった感じでモモノキに突っ込まれる始末である
フルフル「授業終わったカー!?お迎えきたヨー!」
「!?」
ジャズ「出た!!」
授業が終わった瞬間、次々と連行されていく問題児達
リード「うわーんクロニカー!」
ジャズ「お慈悲を!!どうかお慈悲をー!!」
クロニカ「強くなるんだよ2人とも…ぐすんぐすん」
ジャリード「「すごい棒読み!!!」」
あ〜!と悲鳴をあげながら遠のいていく2人を見送り、クロニカもロミエールを迎えに行く
クロニカ「…うん、それで
もう無理そうかな、ロミー?」
特訓を始めて数分後、すでにボロボロの姿で地に伏しているロミエール
マンツーマンな分、容赦なく叩き込まれるクロニカの拳になす術がなかった
ロノウェ「その、聞き方は…人が悪いなクロニカ…!
それにしても、講師側となり舞い上がっているのか普段より厳しくはないかね?もう少し手加減してもらいたいものだが…」
クロニカ「何を甘っちょろいこと言ってる?」
ロノウェ「ッ…!」
クロニカの声の冷たさにゾッとするロミエール
本能的に身体を起こして戦闘体勢に入る
クロニカ「そもそも今の組手中、私は何度も隙を見せたはずだ
あからさまに見せた隙を警戒するのは分からないでもないけどね、君は相手を傷付けることに抵抗がありすぎる
ジョニーでもオロバスくん相手でも、君はほとんど攻撃を当てていなかった
今までの環境を理由にするなよ?それはリードもジャズも同じ」
ロノウェ「…………………」
クロニカ「……とはいえ、覚悟を決めてもらうのに講師の私が何もしないわけにもいかないね
ロミー、君は
ロノウェ「! いや…覚えていない」
端末になった後であれば記憶操作を弾くことができた
操作されたタイミングは不明だが、ロミーの端末入りよりも前なのは確実だろう
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
素無異 彩(プロフ) - ありがとうございます! (8月14日 13時) (レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - 素無異 彩さん» 素無異さんはじめまして!励みになります、ありがとうございます〜!収穫祭編でちょくちょくマルバス先生出せたらな〜、と思います! (8月14日 12時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
素無異 彩(プロフ) - はじめまして!急ですがマルバス先生にも出番をあげてください!この作品大好きです!更新待ってます!! (8月8日 10時) (レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます!書きたかったウォルターパーク編が書けてホッとしております!これからもご期待くださいませ! (6月19日 0時) (レス) @page9 id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます! (6月13日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かもしか | 作成日時:2023年6月11日 20時