歴史様が参ります！4

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ｸﾛﾆｶ「今日から新学期だねえ」


ﾌﾟﾙｿﾝ「そうだねっていうかえっクロニカちゃんジャリードと一緒に登校しなくていいのいや僕的には新学期早々ご褒美なんだけども」


ｸﾛﾆｶ「いやーだって朝からもみくちゃにされるの面倒だろ？
せっかく認識阻害しながら登校してるのに…ほら」



クロニカの声にプルソンが王の教室の方へ目を向けると人だかりが
そしてその目線の向こうにはポーズを決めるクラスメイト達の姿があった



ｸﾛﾆｶ「見てごらん、あれが浮かれポンチだよ」


ﾌﾟﾙｿﾝ「姐さんは可愛げがあるからまだいいけど他はなんか腹立つ通り越して面白いな…」



ﾘｰﾄﾞ「あっクロニカ発見！！」

ｸﾛﾆｶ「うわ浮かれポンチに見つかった」

ｼﾞｬｽﾞ「浮かれポンチて」

ｸﾛﾆｶ「これ以上ないほどこの状況にピッタリな言葉だと思うんだけども」

ﾌﾟﾙｿﾝ「ほんとそれ」



「クロニカちゃーーん！こっち向いてー！」

「魔獣倒したのってマジーー！？」

「強くてカワイイのサイコー！」


ｸﾛﾆｶ「ふふ、ありがとうね」



認識阻害を解くと生徒達がクロニカに気付く
微笑みながら手を振ると、さらに歓声が増えた



ｱｽﾞ「見たか貴様ら、これが相応のファンサービスとやらだ」


ﾘｰﾄﾞ「フッ、さすがクロニカ…」

ｼﾞｬｽﾞ「俺たちも鼻が高いよ」

ｸﾛﾆｶ「すっごい後方腕組み彼氏面してくるじゃん」



集まった生徒達に手を振りながら王の教室に入る問題児達



ﾘｰﾄﾞ「遊園地(ウォルターパーク)効果すごいなー」


ｼﾞｬｽﾞ「あと魔王の遺物『王の教室(ロイヤル・ワン)』も使ってるしな」


ﾘｰﾄﾞ「でも今思えば？クロニカは当然として俺たちにふさわしい教室だったのでは？」



鼻高々に浮かれた様子で言い放つリード
しかし背後から来る気配に気付いていない



ﾘｰﾄﾞ「だからさー、こんな僕たちに宿題倍増とか、やっぱりあの暗黒大帝は性格ひん曲がってるとしか…」


ｸﾛﾆｶ「志村後ろ」


ﾘｰﾄﾞ「」



全て聞いていた暗黒大帝(カルエゴ)の手によって、リードは簀巻きにして吊るされることになった

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