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クロニカ「いやあ、魔界の水族館は外観からして違うねえ
人間界のものよりもファンタジックというか幻想的というか」
アメリ「…いやなぜお前がここにいるんだ!!」
ここはレジャー施設”アクアケース”
終末日の最終日、入間と2人きりでデートにやってきたアメリ
彼が来る前に水着に着替えておこうと更衣室に入ると、何故かいたクロニカに悲鳴をあげる
クロニカ「私だってデートだよ
終末日に修行をがんばって新学期からはまた通常業務に戻るジョニーときゃっきゃうふふするために来たんだぜ」
アメリ「ジョニー!?よ、よりにもよってこのタイミングで顔見知り…!」
クロニカ「心配しなくてもそちらさんの邪魔はしないって
入間個人には認識阻害しとくからお互い楽しみましょ」
アメリ「まあそれなら…ところでクロニカ
大きな浮き輪はまあ分かる
だがそのライフジャケットはなんだ!?」
アメリがクロニカの格好を見て指差す
クロニカ「いや私カナヅチなんで」
アメリ「そうだったのか!?
いや、いくらカナヅチだとしてもプールでそんなもの必要あるか!デートにその格好はジョニーが泣くぞ!!」
それもそのはず、今のクロニカはジョニーをイメージした白黒を基調としたフリル付きのビキニ姿
そこにライフジャケット着用はあまりにも情緒破壊が過ぎる
ライフジャケットを剥ぎ取られて結局そのまま水着で外に出るクロニカ
クロニカ「あっ、いたいた!ジョニー♡おまたせ!」
見覚えのある白黒を見つけてかけ寄ると、向こうもこちらの姿に気付いたのち固まってしまった
ジョニー「ク、クロニカ…!?ああああ、あの、そ、その…水着、似合ってる…ぞ」
クロニカ「嬉しいな、ジョニーのこと考えながら選んだんだぜ?」
開口一番で声を振り絞りながらも褒めてくれるジョニー
クロニカがそれに気をよくしながら腕を絡めると、余計に固まってしまった
クロニカ「それにジョニーもかっこいいよ
やっぱり眼鏡ないと雰囲気変わるね」
ジョニー「クロニカ…」
アメリ「あー暑い暑い!施設の中だというのに暑いな!」
ジョニー「オワアアアア!!か、会長…!?えっ何故!」
クロニカ「ヒント:デートがブッキング」
ジョニー「クロニカそれヒントちゃう、答えや」
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素無異 彩(プロフ) - ありがとうございます! (8月14日 13時) (レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - 素無異 彩さん» 素無異さんはじめまして!励みになります、ありがとうございます〜!収穫祭編でちょくちょくマルバス先生出せたらな〜、と思います! (8月14日 12時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
素無異 彩(プロフ) - はじめまして!急ですがマルバス先生にも出番をあげてください!この作品大好きです!更新待ってます!! (8月8日 10時) (レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます!書きたかったウォルターパーク編が書けてホッとしております!これからもご期待くださいませ! (6月19日 0時) (レス) @page9 id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます! (6月13日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かもしか | 作成日時:2023年6月11日 20時