166 ページ19
優雅な音楽が流れ始め、男女の悪魔達が踊り始める
アスモデウスは先程の少女と踊っている
一方のロミエールは普段なら目立とうとする故に、おかしなアレンジを加え動きがうるさいダンスに成り果てていたことを周囲の悪魔達は知っていた
それなのに今回は目の前のクロニカと愛おしそうに見つめ合い、おとなしくダンスを踊っている
周囲は驚くも、見目麗しくお似合いの男女に目を輝かせている
曲も終わり、踊った悪魔達が周囲に礼をすると拍手が起こる
先程少女にちょっかいを出していたウバウも彼女のステップを認めたのか、不満げではあるが拍手をしている
「クロニカ様！ロノウェ様！素晴らしいダンスでした！」
「なんて美しいステップ…！見惚れてしまいましたわ！」
ﾛﾉｳｪ「ふっふっふ！そうだろうそうだろう！僕が本気を出せばこんなものロノウェ！」
ｸﾛﾆｶ「ありがとうございます、ロミエールがエスコートしてくれたおかげですよ」
他の悪魔達に称賛され、アメリの所に戻る2人
ｱﾒﾘ「素晴らしいダンスだったぞ
ロノウェも普段からああやって普通に踊っていれば避けられることはなかっただろうに」
ﾛﾉｳｪ「はて？避けられるとは？」
ｱﾒﾘ「惚け方が白々しいぞお前」
ｸﾛﾆｶ「ふーん、じゃあ今日は私に合わせてくれたんだ？」
ﾛﾉｳｪ「折角のダンスだ、『僕の』パートナーであるクロニカが楽しめなければ意味がないからな！」
ｸﾛﾆｶ「嬉しい♡」
ｱﾑ「ほ〜んと〜！2人ともお似合いで素敵だったわぁ〜ん♡」
ｱﾒﾘ「アムリリス様…！？」
ｸﾛﾆｶ「初めましてアムリリス様、私は」
ｱﾑ「あらん♡貴女がサリバン様のお孫さんのクロニカちゃんね！いや〜ん、アリスちゃんからきいてた通り可愛いわ〜♡
私のことはアムちゃんって呼んでちょうだい♡」
ｸﾛﾆｶ「アムちゃん様、前が、前が見えないのでもう少し離していただけると助かります」
アムリリスに抱きしめられて胸にダイブする形になるクロニカ
そんな刺激の強い光景にはわわ、となるロミエールであった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
素無異 彩(プロフ) - ありがとうございます！ (8月14日 13時) (
レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - 素無異 彩さん» 素無異さんはじめまして！励みになります、ありがとうございます〜！収穫祭編でちょくちょくマルバス先生出せたらな〜、と思います！ (8月14日 12時) (レス) id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
素無異 彩(プロフ) - はじめまして！急ですがマルバス先生にも出番をあげてください！この作品大好きです！更新待ってます！！ (8月8日 10時) (レス) id: ed4ffeae12 (このIDを非表示/違反報告)
かもしか(プロフ) - ユノンさん» ユノンさん、ありがとうございます！書きたかったウォルターパーク編が書けてホッとしております！これからもご期待くださいませ！ (6月19日 0時) (レス) @page9 id: 52cf4bd518 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます！ (6月13日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かもしか | 作成日時：2023年6月11日 20時
