れきまい！ (ページ9)

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カケラ鑑賞ページ9

ﾘｰﾄﾞ「クロニカ〜、さっきから部屋にこもって何やってんの？
うわっなにこれ！ひぐらしでよく見るやつ！」

昼食の時間になっても姿を見せないクロニカに痺れをきらし、様子を見に来たリード

部屋を覗くとそこには無数の欠片が宙に浮いていた

ｸﾛﾆｶ「ん？あーそうそう、御名答！これ世界の記録を結晶化してあるやつ
整理して面白そうなやつは選り分けてるんだけど、興味あるならみんなで色々見てみる？」

ﾘｰﾄﾞ「なにそれ面白そう！」

程なくして生徒組を呼んでくるリード

他メンバーも興味を持ったらしく、欠片を物色し始めた…のだが

チーン…

とでも音がしそうなレベルの死屍累々状態になっていた

無事なのはソイとジャズだけである

ｿｲ「なんで殆ど全滅してるの君ら」

ｸﾛﾆｶ「あっ、もしかして地雷踏んだんじゃないの？ダメだぜ、無理だと思ったやつはすぐ繋がり切って異空間行きの袋に入れなきゃ」

ｼﾞｬｽﾞ「そんなゴミ処理みたいな扱いでいいんだ？」

しかし何を見たらこうなるのかと気になったソイはリードを突いてみる

ｿｲ「リードくんは何見たの？」

ﾘｰﾄﾞ「き…」

ｸﾛﾆｶ「き？」

ﾘｰﾄﾞ「嫌われ…」

ｸﾛﾆｶ「ほーら一番見たらダメなやつだよ
もう異世界の私が馬鹿女に呼び出された時点で欠片粉砕していいレベル」

ﾘｰﾄﾞ「なにが無理ってあっちの僕とジャジーはクロニカのことを一切信じてないわ、相手を追い詰めるようことを言うクラりんや入間くん解釈違いだわでほんとムリ…」

ｼﾞｬｽﾞ「あっそれは俺もムリだわ」

ｿｲ「因みに僕はなにしてんの」

ﾘｰﾄﾞ「入学して間もない時期の話だから認識阻害決め込んでる…」

ｿｲ「は〜つっかえ」

ソイは我関せずを貫く自分に苛立ちを覚えるが、悪魔は他人に無関心だということを考えると仕方ないっちゃ仕方ないのだろう

ｸﾛﾆｶ「ジョニーは？」

ｼﾞｮﾆｰ「驚くほど出番がねぇ…」

ｿｲ「え、理由しょぼ」

ｼﾞｮﾆｰ「それだけならいいんだよ
それに加えて戦闘スタイルはろくに開示されてねぇわ、大体カルエゴ先生やアスモデウスやジャリードの当て馬だわで影が薄いなんてもんじゃねぇんだよ」

ﾘｰﾄﾞ「どうも王道ですいません⭐︎」

ｼﾞｮﾆｰ「リード後でマジビンタ」

ｼﾞｬｽﾞ「どうどう」