1話 ページ3
あ「あれ…ここはどこ？…なんか寂しいじゃないか…」
？「ここはね、僕の神域だよ」
あ「？きみは…」
?「僕の名前は物干し竿。正式な名前は備前長船長光。佐々木小次郎が使っていた愛刀の付喪神さ！」
あ「えっ…付喪神？神なのか…ていうか小次郎のあの刀！？」
物「あぁ。君の知ってる佐々木小次郎の刀だよ」
あ「…まじか。…ていうかなんでその物干し竿がここにいるの？」
物「うん？…あっ、本題忘れてたよ(笑)」
あ「…早くして。」
物「…あぁ。えーとね、君をここに呼んだのはね…死んでしまった君をもう一度生き返らせるためだよ。」
あ「そんなことできるの！？」
物「うん…その代わり、君には僕の代わりになってもらうけどね」
あ「…どういうこと？」
物「…来月にね新しい刀剣として僕が顕現できるイベントが審神者のなかであるんだけどね、その僕が限定一振なんだ。だから君にはその僕の分霊として顕現されてほしい」
あ「…物干し竿はどうなるの？ていうかバレないの？」
物「僕はね政府に行くよ。物干し竿の本霊としてね。死ぬ訳じゃないから心配はないよ…あとバレるかってやつだけど大丈夫。僕から政府に話を通すから」
あ「…政府ってなんなの？」
物「う〜ん…説明しにくいな…僕の刀になったときから現在までの記憶を君に見せるからそれで納得してくれ」
あ「わかった…ここまでしてくれてありがとう物干し竿。まだ夢から覚めなくて済みそうだよ…(笑)」
物「…あぁ。…助けてほしかったり話したいことがあったら心のなかで語りかけて！そうしたら通じるから。」
あ「わかった。…これからその来月までの間なにするの？」
物「そうだな〜…これから『燕返し』を教える。」
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作者名：白雪さん | 作成日時：2018年2月25日 1時
